NHKに“学生プロデューサー”が誕生！？ NHK京都放送局はこのほど、FM番組『キョウト学生ラヂオ部 Presents オトナチック！ラジオ』（10月26日（金）夜12時スタート ※京都府内ローカル）の番組制作プロデューサーに現役大学生10名を起用することを発表した。広報担当者も「学生がプロデューサーになることは、これまで聞いたことがない」と話しており、今回数多くの大学で学生があふれる京都ならではの夢の企画が実現した形となる。

　番組は毎回、50分間の放送。これまで同局は、京都の大学が主催し、単位認定が可能な講座にアナウンサーやディレクターを講師として派遣するなど、学生との交流を深めていた。そしてこのほど開局75周年を迎えたこともあり「学生の街らしい企画をしたかった」という趣旨によって、今回の番組が誕生した。

　番組は毎回、著名ゲストを迎えトーク形式で進める。第1回の収録では、これまで100回以上京都を訪れた経験を持つ“チョイワル京都フリーク”の1人、パンツェッタ・ジローラモをゲストに収録。地上デジタル化などで今後大きな変貌を遂げようとしているメディア業界で、新風を吹き込むこととなりそうだ。なお同番組は、12回オンエアされ好評であれば「続編もあり得る」（前出広報担当者）としている。

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