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ブラック・アイド・ピーズの“ボス猿”ことウィルのソロ作、期待される理由

今夏のサマーソニックで東京初日のトリを務め、満員の千葉マリンスタジアムを巨大クラブ化させたブラック・アイド・ピーズ(以下BEP)。その中心メンバーにしてトッププロデューサーのウィル・アイ・アムが、ソロアルバム『ソングス・アバウト・ガールズ』を9月19日にUMK社からリリース。

 BEP紅一点のファーギーはもちろんのこと、セルジオ・メンデス、メアリー・J.ブライジ、アース・ウィンド&ファイアーといった大物アーティストを手がけてきたプロデューサーが放つメジャー第一弾のソロアルバムとあって豪華絢爛なゲスト陣を迎えた作品が予想されたが、フィーチャリング・ゲストはスヌープ・ドッグのみ。極めてシンプルな形で自身のアイデアや可能性にチャレンジし、ソングライターとして、シンガーとしてのマルチな才能を存分に発揮した意欲作となった。

 BEPにも増してポップで彩り豊かなパーティサウンド。ハウスやブラジルのバイレ・ファンキなどからも影響を受けたキャッチーでメロディアスなダンス・ミュージックが展開される今作は、ウィル自身が「未来の俺たち(BEP)のミュージックの可能性を新たに広げた」と語る自信作で、8月8日に六本木で行われた試聴会にはウィル本人が参加、日本のメディアやディーラーに自らプレゼンした。

 

『ソングス・アバウト・ガールズ』
(UICA-1035)
2200円(税込)
9月19日発売 ※日本先行



「この作品に込めた思いを自分の言葉で伝えようとする姿勢が強く感じられました。ヒット・ポテンシャルの高い楽曲にウィルの熱意もあいまって、ディーラーの方たちからは自信を持って売ることができる作品だという声をたくさんいただきました」(UMK社 ユニバーサル インターナショナル宣伝部 第2宣伝グループ マネージャー 林孝宣氏)

 UMK社ではBEPファン、洋楽ファンのみならず一般層にまで広く訴求するため、ファーギーのソロアルバム同様、ウィル・アイ・アムのアーティスト名には必ず“FROM ブラック・アイド・ピーズ”を入れてプロモーションするよう心がけていくという。「ファーギーの場合、女性誌やHIP-HOPファンの間では有名でしたが、ブラック・アイド・ピーズの名前を入れることによって、よりインパクトのあるプロモーション効果が得られ、ビッグセールスにつながりましたので、成功例を踏襲します。今作のプロモーションに関しては、リリースタイミングで放送される大型テレビ番組も収録済みですし、ストリート誌にも20誌ほどインタビューが掲載されますので、コアファンにもグレーゾーンにも幅広くアピールできると思います」(林氏)

 リリースタイミングにTVスポットを打つ際にも、40万枚セールスとなったBEP最大のヒット作『モンキー・ビジネス』のアイキャッチだった猿のロゴを入れ、“BEPのウィル・アイ・アム”であることをアピールしていくという。邦楽ファンにも刺さるキャッチーな今作で新たなファンを開拓できれば、BEPはさらに揺るぎない地位を築くことになるだろう。 


        
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