関西の“芸能ご意見番”としても有名な歌手・やしきたかじんが大阪・読売テレビで担当していた伝説の深夜番組『たかじんnoばぁー』が15年ぶりに今秋、DVDで復活することが7月19日（木）、わかった。

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　深夜帯にも関わらず、最高視聴率25.1％を記録した“お化け番組”がいよいよ復活する。番組は1992年10月にスタート。1500万円相当かけた豪華セットはショットバーのスタイル。収録は2〜3時間かかるが、その間は本物のお酒を飲みながらトークするスタイルで、本音が飛び出す貴重なシーンが多かった。また、現在のバラエティ番組の編集で“ガォー”など音でカモフラージュして放送禁止用語を隠す手法は、この番組が先駆けとなった。

　DVDは10月26日(金)、3枚セットでリリース。現在、阪神タイガースシニアディレクターでたかじんとは盟友の星野仙一氏、“犬猿の仲”と称されつつ番組で手打ちした桂ざこば、さらに山口美江、元阪神の川藤幸三(読売テレビプロ野球解説者)らが出演、最高視聴率(25.1％)をたたき出した回を収録。たかじんは、一昨年と昨年に同局で放送されている政治系を主に扱う番組『たかじんのそこまで言って委員会』（毎週日曜お昼1時30分〜）でもDVDをリリース。たかじんが推奨する“非全国ネット”にも関わらず、共にオリコンDVDランキングで20位以内にランクインを果たすなど、ストレートな本音がウリで今回も話題となりそうだ。