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日本初の「音楽CD検定」スタート

レコード文化を通じた社会貢献や熟年起業をサポート

 この6月より、レコード検定協議会が実施する検定試験「音楽CD検定」がスタートした。音楽CDの総合分野を対象に、知識を問うもの。資格は、「クラシック」「ジャズ」「ロック&ポップス」「J-POP」「歌謡曲・邦楽」の5つのジャンルを問う「総合2級」から始まり、より専門性の高い「ジャンル別1級」、「ジャンル別マスター」までの3段階となっている。検定を実施するレコード検定協議会の理事長・岩橋和廣氏に聞いた。
 
 

「音楽について体系的に学んでもらい、特に熟年・団塊の世代の人たちに、レコード文化を通じて社会に貢献したり、熟年起業するきっかけを作るのがねらいです。評論家ではなく、その人の経験や知識を活かして音楽の楽しみ方を伝えていく、語り部的な講師を養成する。そして、その人を中心に輪が広がってコミュニティが形成されるようになるのが最終的な目標です」

 検定のために必須なのが、市販されている『音楽CD検定公式ガイドブック』だ。音楽CD全般について体系的にまとめてあり、前述の5ジャンルについてそれぞれ約100ページで解説。基本的に1アーティスト=1ページで、これだけは押さえておきたいアーティストの解説と代表作のレビュー、また音楽に関する基礎知識がコンパクトにまとめてあり、大変読みやすい。

 検定の第一歩である総合2級は、市販されているこのガイドブックを購入し、巻末に収録された問題集を解き、専用ハガキに解答を記入して協議会に郵送することで随時取得できる。4択問題で全100問。5ジャンルすべてに関する知識を問われるため、ガイドブックをチェックしつつ楽しみながら解答できるだろう。総合2級取得者のみがチャレンジできるジャンル別1級の第一回試験は、9月を予定。

 これらのカリキュラムは文部科学省許可(財)日本余暇文化振興会(JALD)が監修・認定しており、最終的なマスターディプロマを取得すれば、JALD認定の講師として活動できる。

「マスターとなった人が、地元の市民センターや図書館などで音楽講座を開いたり、コラムを書いたり、コミュニティFMでしゃべったり。そんなふうに各地で活躍することで音楽好きな人たちが結び付き、コミュニティが生まれれば、より音楽のコミュニケーションが活性化して、パッケージの売上にもつながると思います。音楽というのは料理と同じで、気の合った楽しい仲間と一緒に味わったほうが、より美味しく豊かに味わえるでしょうから」(岩橋氏)

 岩橋氏は、和歌山県内のCDショップ「ブロードバンドミュージック」を運営している。実はガイドブック発売に先駆けた3月下旬から、直営店の一つを「検定モデルショップ」とし、店内を模様替えした。ガイドブックの「ロック」「ジャズ」の一部ページを拡大して店内に数十点掲示し、そこで紹介しているCD商品を実際に並べてコーナー展開したのである。その結果、その店舗の5月の売上は前年比で10%も増えたという。これと同様に、音楽CD検定の資格取得者が、各地で身近な“よきガイド役”となれば、カタログ商品の売上アップにつながることが期待される。


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