20世紀最高のスペイン戯曲『血の婚礼 Blood Wedding』（5月3日から公演）の製作発表が、4月4日（水）にTBSで行われ、出演者の森山未來、ソニン、浅見れいな、江波杏子らが登場。森山は劇中でも観られるフラメンコを初披露した。

　「生身削って最後まで演じきりたい」と語り、フラメンコを披露した森山は汗を流しながら「フラメンコは内なるものを出してやるので、精神的に疲れるんです」。舞台の合間にも踊りの練習を重ねて、模索中の役を完璧に仕上げることを宣言した。

　また、抑圧された役を個々に演じるため、ソニンは「どう役にアプローチすればいいのかわからず、プレッシャーに押しつぶされそう。毎日泣いてばかり」とポツリ。しかし、あとおよそ1ヶ月に迫った公演に意欲をみせた。

　また、今作の出演者の中で“お母さん”的な存在の江波は「みんな、苦しんで稽古しているみたいなので、焦ります。甘い女優経験だったと思う。改めて新しい江波に生まれ変わろうと思いました」と不敵な（？）笑みを浮かべ、出演者の笑いを誘っていた。