• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

邦画新記録の06年、ヒット曲数も歴代1位

■『2006年の映画関連シングルランキング』表はこちら

 06年は4年連続で上昇を続けてきた邦画興収が史上初めて1000億円を突破した。さらにシェアも53.2%と21年ぶりに洋画を上回る動向も見せた。こうした中で邦画を中心としたタイアップヒットが史上最高の37作に達した年でもあった。

 1968年以降のオリコン週間シングルランキングTOP10に登場した主題歌等の映画関連ヒット数の年間推移をみると、最初のピークは14作が登場した87年。この当時はアイドル全盛時代で南野陽子(「はいからさんが通る」(『はいからさんが通る』))、少年隊(「君だけに」(『19ナインティーン』))といった、アイドルが主役を務め主題歌も歌うパターンが目立った年だった。しかしその後は映画興行の低迷とともに92年にはTOP10ヒットが僅か1作まで落ち込んだこともあった。

 ところが平井堅「瞳をとじて」(『世界の中心に、愛をさけぶ』)が年間No.1ヒットとなった04年にはTOP10ヒットが17作登場と17年ぶりにヒット数の最高記録を樹立、その後05年には28作、06年には実に37作と2年連続で大幅な記録更新を遂げたのである。

 06年の特徴は、YUI for 雨音薫「Good-bye days」(『タイヨウのうた』)、大塚愛「ユメクイ」(『東京フレンズ The Movie』)といったアーティスト主演作が目立ったこと。またB'z「ゆるぎないものひとつ」(『名探偵コナン〜探偵たちの鎮魂歌〜』)、手嶌葵「テルーの唄」(『ゲド戦記』)をはじめとしたアニメ映画関連作が11作に達し01年、05年の6作を上回る歴代新記録となったことも特筆できる。

 07年に入ってもMr.Children「フェイク」(『どろろ』)を筆頭に映画からのヒットが続々登場しており、3年連続新記録更新となるか、映画だけでなくその音楽にも注目しておきたい。


■特集&インタビュー
・Mr.Children『2007年第1弾シングルは、映画『どろろ』の主題歌』
・YUI『初主演映画と新曲に迫る!!』(06月14日)

◆ライフスタイルランキング一覧


このニュースについてブログを書く
このニュースについてケータイでブログを書く

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索