俳優の坂東龍汰と髙石あかりが、映画『サタデー・ナイト・シアター』でダブル主演を務めることが発表された。羊文学の楽曲「夜を越えて」に着想を得た短編小説をもとに、恋愛映画の脚本を書くために“計画的な恋愛”を始める青年と、相手の女性の物語を描く。2027年春に全国公開される。
原案は、YOASOBIを輩出した小説投稿サイト「monogatary.com(モノガタリドットコム)」と羊文学による新人作家発掘プロジェクト「羊文学賞」の第2回で、1000作を超える応募作から大賞に選ばれた、ゆきはるの同名短編小説。映画では独自の要素や新たな解釈を加え、恋愛を通して自分の人生に向き合おうとする主人公たちの姿を映し出す。
テレビドラマ『ライオンの隠れ家』(2024年)での演技が絶賛され、映画『爆弾』(2025年)、『黒牢城』『我々は宇宙人』『わたしの知らない子どもたち』(2026年)ほか、話題作への出演が相次ぐ坂東。本作では、恋愛経験に乏しい映画オタクの青年・鵜飼美紀夫を演じる。
一方、2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインを務め話題になった髙石は、美紀夫の計画的な恋愛に巻き込まれる山中ツグミを演じる。ツグミは人見知りだが愛情深く、明るく振る舞う一方で、夢と現実の隔たりに苦しむ人物だ。
初共演となる髙石について、坂東は「目の中に吸い込まれてしまうんじゃないかと思うほど魅力的なお芝居をされる方」とコメント。「毎日たくさんの学びがあり、丁寧に話し合いながらお芝居を作り上げることができました」と振り返った。
髙石も「いつかご一緒したいと願っていた坂東さんとの共演は、本当にうれしかったです」と喜びを語り、「想像もつかないアイデアや本番で何が起こるのかわからないほど自由に役を生きる姿に多くの刺激と楽しさをいただきました」と明かしている。
脚本・監督は、映画『青葉家のテーブル』(2021年)の脚本や、ドラマ、ミュージックビデオなどを手がけてきた遠藤泰己。本作で長編劇場映画の監督デビューを果たす。撮影は『ドライブ・マイ・カー』(2021年)、『ファーストキス 1ST KISS』(2025年)の四宮秀俊。照明は『愛がなんだ』(2019年)、『ナギダイアリー』(2026年)の加藤大輝。録音は『敵』(2025年)の伊豆田廉明が担当。羊文学の「夜を越えて」が劇中曲として使用される。
遠藤監督によると、企画が始まったのは約5年前。原案に登場する、映画監督を目指す青年の姿を自身に重ねたといい、「原案から受け取ったエッセンスに情熱と、少しのひねくれを注ぎ、これでもかというほどキャラクターたちにぶつけ、自分の体重が乗った脚本が完成しました」と語る。今年春に撮影を行い、「5年の歳月をかけて、文字通り夢のようなキャスト・スタッフの皆さんと作り上げた映画は、僕なりのラブストーリーです」と思いを寄せた。
あわせて公開されたティザービジュアルは2種類。美紀夫とツグミが、それぞれベランダで物思いにふける姿に、「土曜日は、僕が僕を演じる日。」「土曜日は、私が私を演じる日。」という対になるコピーが添えられている。
映画化のきっかけとなった「夜を越えて」は、2021年発売のEP『you love』の収録曲。羊文学は、恋人との別れというテーマを借りながら、自分になじまない価値観を手放し、自由になりたいという思いを歌った楽曲だと説明する。映画については「曲に込めた、何か、衝動のようなものをうまく掬い取ってくださいました」とコメントした。
10月17日からは、映画本編の映像で全編を構成した同曲のスペシャルミュージックビデオを、羊文学の公式YouTubeチャンネルで公開中。全編、映画『サタデー・ナイト・シアター』内の映像で構成されており、坂東と髙石が出演している。
11月18日には、遠藤監督が映画版の物語を小説化した『サタデー・ナイト・シアター(Not)A Love Story』が、講談社から発売される。
■坂東龍汰(鵜飼美紀夫役)のコメント
長年の知り合いだった遠藤監督と一緒に映画作りができたこと、心からうれしかったです。スタッフの皆さんの映画愛に触れて、僕自身も改めて映画の現場がさらに好きになりました。安心して身を置ける現場で、幸せ者だぁと毎日思っていました。そして、遠藤監督が長い時間をかけて生み出したこの映画に少しでもパワーを、と思いながら演じさせていただきました。
髙石あかりさんは今回が初めての共演でしたが、目の中に吸い込まれてしまうんじゃないかと思うほど魅力的なお芝居をされる方で、毎日たくさんの学びがあり、丁寧に話し合いながらお芝居を作り上げることができました。
最高の映画になっていると思います。楽しみにしていてください!
■主演:髙石あかり(山中ツグミ役)のコメント
遠藤監督が時間をかけて企画・制作されたこの作品は、脚本や事前にいただいた役や作品に関する資料の一つ一つから、熱量と愛情を感じました。
だからこそ、その思いに応えたい、監督の描くものを形にしたいという思いで、撮影に臨みました。
いつかご一緒したいと願っていた坂東さんとの共演は、本当にうれしかったです。想像もつかないアイデアや本番で何が起こるのかわからないほど自由に役を生きる姿に多くの刺激と楽しさをいただきました。
キャラクター一人一人が丁寧に描かれ、迷いながらも何かに向き合っていく姿は、きっと愛おしく映ると思います。様々な視点が交差する作品なので、何度も劇場に足を運んでいただけたらうれしいです!
■監督・脚本:遠藤泰己のコメント
はじめまして。映画『サタデー・ナイト・シアター』の監督・脚本を務めます、遠藤泰己と申します。
まず、原案となる短編小説を預けてくださった著者のゆきはるさん、制作中に何度も背中を押してくれた名曲「夜を越えて」(劇中でも流れます!)を託してくださった羊文学さん、そしてこの映画を一緒に作り上げてくださったキャスト・スタッフの皆さんに、心より感謝申し上げます。
映画『サタデー・ナイト・シアター』は約5年前、プロデューサーから原案となる短編小説が送られてきた日にはじまりました。
不器用な映画好きの登場人物たちは、「何者」と「何者でもない」の狭間にいました。そして男の方は、映画監督を目指していました。その姿はどこか自分にも似ていました。
原案から受け取ったエッセンスに情熱と、少しのひねくれを注ぎ、これでもかというほどキャラクターたちにぶつけ、自分の体重が乗った脚本が完成しました。
この映画の登場人物たちは、素直で、ひねくれていて、自信過剰で、いつも不安です。そんなアンビバレントな彼らを、少し恥ずかしくも、愛おしく思っています。
自分へ、そして自分に似た誰かへ向けてはじめたこの企画は、いつの間にか予想よりずっと遠いところまで広がっていきました。
その先で、坂東龍汰さん、髙石あかりさんと出会い、この春に映画を撮影しました。とにかく主演のお二人がかわいくて、キラキラ輝いていて、モニター越しにずっと見ていたくなりました。お二方以外の素晴らしいキャストの皆さん(まだ解禁前ですが……お楽しみに!)も、それに呼応するかのように素晴らしいお芝居が映像に焼き付いています。
5年の歳月をかけて、文字通り夢のようなキャスト・スタッフの皆さんと作り上げた映画は、僕なりのラブストーリーです。
余談ですが、良い映画を観た後、いつもの景色が違って見えることがあります。願わくば、貴方がこの映画を観終わって映画館を出た後、いつもの景色が少しだけ違って見えますように。
どうか、期待していてください。その期待を、さらに飛び越えてみせます。
来年の春、劇場でお会いしましょう!
■劇中歌:羊文学
「夜を越えて」は、自分に必要のなくなったことたちに別れを告げるために作った曲です。
“恋人との別れ”というテーマを借りましたが、人の目を気にして無意識に我慢していたことや、幼い頃から自分を縛り付けていたものたち、つまり、社会的に是とされるのに、どこか自分に馴染まない価値観を手放し、自由になっていきたいということを歌いました。
映画では、曲に込めた、何か、衝動のようなものをうまく掬い取ってくださいました。
朝方の風が鼻につんとくる切なさ、若いということの無敵さ、それゆえの切なさ、それが全部集まった衝動が、巧みな物語の底に流れている。
それがこの曲と映画を強く繋いでいると思います。
とっても面白いお話です。お楽しみに。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
原案は、YOASOBIを輩出した小説投稿サイト「monogatary.com(モノガタリドットコム)」と羊文学による新人作家発掘プロジェクト「羊文学賞」の第2回で、1000作を超える応募作から大賞に選ばれた、ゆきはるの同名短編小説。映画では独自の要素や新たな解釈を加え、恋愛を通して自分の人生に向き合おうとする主人公たちの姿を映し出す。
テレビドラマ『ライオンの隠れ家』(2024年)での演技が絶賛され、映画『爆弾』(2025年)、『黒牢城』『我々は宇宙人』『わたしの知らない子どもたち』(2026年)ほか、話題作への出演が相次ぐ坂東。本作では、恋愛経験に乏しい映画オタクの青年・鵜飼美紀夫を演じる。
一方、2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインを務め話題になった髙石は、美紀夫の計画的な恋愛に巻き込まれる山中ツグミを演じる。ツグミは人見知りだが愛情深く、明るく振る舞う一方で、夢と現実の隔たりに苦しむ人物だ。
初共演となる髙石について、坂東は「目の中に吸い込まれてしまうんじゃないかと思うほど魅力的なお芝居をされる方」とコメント。「毎日たくさんの学びがあり、丁寧に話し合いながらお芝居を作り上げることができました」と振り返った。
髙石も「いつかご一緒したいと願っていた坂東さんとの共演は、本当にうれしかったです」と喜びを語り、「想像もつかないアイデアや本番で何が起こるのかわからないほど自由に役を生きる姿に多くの刺激と楽しさをいただきました」と明かしている。
脚本・監督は、映画『青葉家のテーブル』(2021年)の脚本や、ドラマ、ミュージックビデオなどを手がけてきた遠藤泰己。本作で長編劇場映画の監督デビューを果たす。撮影は『ドライブ・マイ・カー』(2021年)、『ファーストキス 1ST KISS』(2025年)の四宮秀俊。照明は『愛がなんだ』(2019年)、『ナギダイアリー』(2026年)の加藤大輝。録音は『敵』(2025年)の伊豆田廉明が担当。羊文学の「夜を越えて」が劇中曲として使用される。
遠藤監督によると、企画が始まったのは約5年前。原案に登場する、映画監督を目指す青年の姿を自身に重ねたといい、「原案から受け取ったエッセンスに情熱と、少しのひねくれを注ぎ、これでもかというほどキャラクターたちにぶつけ、自分の体重が乗った脚本が完成しました」と語る。今年春に撮影を行い、「5年の歳月をかけて、文字通り夢のようなキャスト・スタッフの皆さんと作り上げた映画は、僕なりのラブストーリーです」と思いを寄せた。
あわせて公開されたティザービジュアルは2種類。美紀夫とツグミが、それぞれベランダで物思いにふける姿に、「土曜日は、僕が僕を演じる日。」「土曜日は、私が私を演じる日。」という対になるコピーが添えられている。
映画化のきっかけとなった「夜を越えて」は、2021年発売のEP『you love』の収録曲。羊文学は、恋人との別れというテーマを借りながら、自分になじまない価値観を手放し、自由になりたいという思いを歌った楽曲だと説明する。映画については「曲に込めた、何か、衝動のようなものをうまく掬い取ってくださいました」とコメントした。
11月18日には、遠藤監督が映画版の物語を小説化した『サタデー・ナイト・シアター(Not)A Love Story』が、講談社から発売される。
■坂東龍汰(鵜飼美紀夫役)のコメント
長年の知り合いだった遠藤監督と一緒に映画作りができたこと、心からうれしかったです。スタッフの皆さんの映画愛に触れて、僕自身も改めて映画の現場がさらに好きになりました。安心して身を置ける現場で、幸せ者だぁと毎日思っていました。そして、遠藤監督が長い時間をかけて生み出したこの映画に少しでもパワーを、と思いながら演じさせていただきました。
髙石あかりさんは今回が初めての共演でしたが、目の中に吸い込まれてしまうんじゃないかと思うほど魅力的なお芝居をされる方で、毎日たくさんの学びがあり、丁寧に話し合いながらお芝居を作り上げることができました。
最高の映画になっていると思います。楽しみにしていてください!
■主演:髙石あかり(山中ツグミ役)のコメント
遠藤監督が時間をかけて企画・制作されたこの作品は、脚本や事前にいただいた役や作品に関する資料の一つ一つから、熱量と愛情を感じました。
だからこそ、その思いに応えたい、監督の描くものを形にしたいという思いで、撮影に臨みました。
いつかご一緒したいと願っていた坂東さんとの共演は、本当にうれしかったです。想像もつかないアイデアや本番で何が起こるのかわからないほど自由に役を生きる姿に多くの刺激と楽しさをいただきました。
キャラクター一人一人が丁寧に描かれ、迷いながらも何かに向き合っていく姿は、きっと愛おしく映ると思います。様々な視点が交差する作品なので、何度も劇場に足を運んでいただけたらうれしいです!
■監督・脚本:遠藤泰己のコメント
はじめまして。映画『サタデー・ナイト・シアター』の監督・脚本を務めます、遠藤泰己と申します。
まず、原案となる短編小説を預けてくださった著者のゆきはるさん、制作中に何度も背中を押してくれた名曲「夜を越えて」(劇中でも流れます!)を託してくださった羊文学さん、そしてこの映画を一緒に作り上げてくださったキャスト・スタッフの皆さんに、心より感謝申し上げます。
映画『サタデー・ナイト・シアター』は約5年前、プロデューサーから原案となる短編小説が送られてきた日にはじまりました。
不器用な映画好きの登場人物たちは、「何者」と「何者でもない」の狭間にいました。そして男の方は、映画監督を目指していました。その姿はどこか自分にも似ていました。
原案から受け取ったエッセンスに情熱と、少しのひねくれを注ぎ、これでもかというほどキャラクターたちにぶつけ、自分の体重が乗った脚本が完成しました。
この映画の登場人物たちは、素直で、ひねくれていて、自信過剰で、いつも不安です。そんなアンビバレントな彼らを、少し恥ずかしくも、愛おしく思っています。
自分へ、そして自分に似た誰かへ向けてはじめたこの企画は、いつの間にか予想よりずっと遠いところまで広がっていきました。
その先で、坂東龍汰さん、髙石あかりさんと出会い、この春に映画を撮影しました。とにかく主演のお二人がかわいくて、キラキラ輝いていて、モニター越しにずっと見ていたくなりました。お二方以外の素晴らしいキャストの皆さん(まだ解禁前ですが……お楽しみに!)も、それに呼応するかのように素晴らしいお芝居が映像に焼き付いています。
5年の歳月をかけて、文字通り夢のようなキャスト・スタッフの皆さんと作り上げた映画は、僕なりのラブストーリーです。
余談ですが、良い映画を観た後、いつもの景色が違って見えることがあります。願わくば、貴方がこの映画を観終わって映画館を出た後、いつもの景色が少しだけ違って見えますように。
どうか、期待していてください。その期待を、さらに飛び越えてみせます。
来年の春、劇場でお会いしましょう!
■劇中歌:羊文学
「夜を越えて」は、自分に必要のなくなったことたちに別れを告げるために作った曲です。
“恋人との別れ”というテーマを借りましたが、人の目を気にして無意識に我慢していたことや、幼い頃から自分を縛り付けていたものたち、つまり、社会的に是とされるのに、どこか自分に馴染まない価値観を手放し、自由になっていきたいということを歌いました。
映画では、曲に込めた、何か、衝動のようなものをうまく掬い取ってくださいました。
朝方の風が鼻につんとくる切なさ、若いということの無敵さ、それゆえの切なさ、それが全部集まった衝動が、巧みな物語の底に流れている。
それがこの曲と映画を強く繋いでいると思います。
とっても面白いお話です。お楽しみに。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2026/10/20