作家の原田マハと撮影監督の北川喜雄が11日、韓国で開催中の「第31回釜山国際映画祭」(10月6日〜15日)で、映画『無用の人』(2027年1月29日公開)のアジアプレミア上映後のQ&Aに登壇した。初めて長編映画の監督・脚本も務めた原田は本作を「階段を降りていく映画」と表現し、成功を目指して上り続けることだけに価値を置く風潮への思いを語った。 本作は、原田の短編集『あなたは、誰かの大切な人』(講談社文庫)に収録された一編を、蒼井優主演で映画化。スペインの「第74回サン・セバスチャン国際映画祭」では国際批評家連盟賞とアテネオ・ギプスコアノ賞を受賞し、釜山ではアジア映画の窓部門に出品された。