風刺映画として考えていた物語を、現実が追い越していった――。トム・クルーズ主演の映画『DIGGER/ディガー』(10月9日公開)を手がけたアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督は、構想から実現までの9年間をそう振り返る。5日に都内で行われた来日記者会見や、それに先立つインタビューで、変わり続ける世界を描く難しさと、それでも映画に託したい思いを語った。 本作の主人公、ディガー・ロックウェルは、利益を最優先する大金持ちで傲慢な石油採掘会社のCEO。その欲深い行動が地球滅亡の危機を引き起こし、大統領から事態の収拾を命じられるが――。
2026/10/09