■『abc presents RIZIN LANDMARK 16 in NAGASAKI』
(3日・長崎スタジアムシティ HAPPINESS ARENA)
第4試合 61キロ契約
◯井上聖矢
1ラウンド4分56秒 TKO
X 芦澤竜誠
第4試合で井上聖矢に敗れた芦澤竜誠が、試合後インタビューで激闘ながらも4連敗となった試合を涙をこらえながら振り返った。
【芦澤】普通に悔しいっすね、はい。
――対戦した井上聖矢選手はどんなファイターでしたか?
【芦澤】いい選手でしたね。あの選手のことを皆さん応援してあげてください。
――試合の内容としては、芦澤選手がダウンを奪われたり、逆に奪い返したりというような試合展開でした。ご自身はどんな思いで戦っていたんでしょうか。
【芦澤】必死で戦ったっすけど、練習で「これはやっちゃいけない」っていう動きをやっちゃったっすね。やっぱ一発もらうと「うわっ」ってなっちゃうっていうか、それが俺の永遠の課題で、我慢ができないからそこをなんとかしないといけないっていう課題が見つかりました。
――試合を終えた時、レフェリーに止められた時には少し不満げなのかなという顔も見えたんですが、その後井上選手の肩を叩いていました。どんな言葉を交わしたんでしょうか?
【芦澤】「お前強かったよ」って。しょうがないっすね。何回も俺がダウンしてるんで、早めにレフェリーが止めたんだと思うんで、あれはしょうがないっす。
――試合を終えたばかりなんですが、今後の目標や展望を教えていただけますか。
【芦澤】うん、なんか長いトンネルから抜けないっすね。いつ抜けんのかなと思って、このまま2年ぐらいずっと抜けられないんですよ。でも、俺はここで折れるわけないんで、諦めないんで、また見ていてください。
――試合の時、左膝にテーピングをされてらっしゃったかと思います。あれは練習などで少し痛めたのでしょうか。
【芦澤】試合前に痛めたっすけど、ダメージがあったかとかは別に何にもないっす。ただテーピング巻いといた方が悪化しないかなみたいな感じの、予備で巻いといただけです。
――悔しさがすごく伝わってきますが、それだけこの試合にかけて練習をしてきたからこその悔しさで、作ってきたものにはかなり自信があったのでしょうか。
【芦澤】あったっすね。さっきも試合見返したんですけど、やっちゃいけないことやってダウン奪われてるんで。やっちゃいけないって分かってるけどやっちゃう。そこはやっぱりなんとかしないとなっていう感じですね。セコンドもそうですけど、俺のこと本気で応援してくれてるファンに本当に勝利を届けたいっていうか、絶対に勝ちたいとかは今回はなくて、出し切りたいと思ったんで、15分やり切りたいと思ったんで、いいところ見せられると思ったんすけど、しょうがないです。 もう一回俺が這い上がるところを見てほしいです。マジで長いトンネルはずっと辛いっす、しんどいっす。でも、こんだけどん底にいるけど、また俺は上がってやるっていうところを見せたいです。だから落ちてる人たちは俺を見て、また希望になれたらいいなって思ってるんで、俺は絶対このトンネルから抜けるまで絶対やります。
――名古屋での練習を続けていく中で、トンネルを抜けられそうだという手応えもありますか?
【芦澤】絶対それはあると思うんです。ただ、連敗が続いてると試合前から自信がやっぱりないっすね。でも自信ないけど、やっぱそこに打ち勝たなきゃいけないんで、絶対に。だからそれは寒天さん(春日井“寒天”たけし)とメンタルトレーニングでやってきたんで、それを出せなかったのは本当になんか申し訳ないし、またやるだけなんですけど、普通に勝ちたいとかじゃなくて、負けたくない。マジで。
――先に会見に来られた山本聖悟選手も「一緒に竜誠と勝つ姿を見せたい」とおっしゃっていました。ここから2人で勝つ姿を見せたい?
【芦澤】もちろんす。それは絶対やるっす。聖悟も俺も頑張るっす。聖悟がもう「やりたくない」とか言っても俺は辞めさせないし、必ず2人で勝つところ見せるし。俺は俺のやることやりますけど、この先も絶対俺はできるんで、自信あるんで。ただ今回の結果は本当残念です。
――試合中に三角絞めがセットできそうな場面があったと思います。寒天さんと取り組んできたことの中で成長や手応えを感じられた部分はありましたか。
【芦澤】あの三角は極められなかったらやっぱ意味がないんで。惜しかったなって、自分でもあとちょっとだったなと思うところはあるんすけど、でもやってきたことは間違えてないんで、本当に勝つ姿を見せたいです、みんなに。
――SNSではたくさんのファンから「いい試合だった」「また絶対RIZINで勝つ姿が見たい」という声が上がっていますが、そういったファンに向けてかけたい言葉はありますか。
【芦澤】俺も辛い思いして、こんなRIZINでみんなが見えるところで年下に負けて情けないけど、でもここでやめたら終わりだなと思ってるんで。絶対に這い上がれるんで、這い上がるんで。だから落ち込んでる人とか、「俺より落ちてねえだろ」って話。「俺より落ちてねえだろ、お前ら頑張れよ、俺も頑張るから」って話です。
2026/10/03