三池崇史監督が25日、都内で行われた映画『襲名』初日舞台あいさつに登壇し、第83回ベネチア映画祭を振り返った。 今作は、第83回ベネチア映画祭で日本映画として初の快挙「Cinema & Arts Award」最優秀作品賞に輝いた。三池監督は「いろいろあって、4年かかってしまった」と口を開き、「どんどん編集で削ぎ落としていった。それは、シンプルに市川團十郎の姿と市川新之助の姿をお客さまにそのまんま見ていただく。僕らの演出というのは邪魔になるだろうなということで、結果的にこういう形になった」と今作への思いを語った。 同映画祭では、團十郎の姿に感銘を受けたそう。「フラッシュを浴びているその後ろ姿を見た時に、『あ、團十郎だ』と。團十郎として、歌舞伎をこれからどこへ向かわせるかというのを、何か企んでいる。スタート地点に立った覚悟が見えてかっこよかったです」と振り返った。
2026/09/25