ロックバンド・King Gnuの井口理、俳優の深川麻衣、伊藤ちひろ監督が17日、都内で行われた映画『逃げろお嬢さん』(10月2日公開)の完成披露上映会に登壇した。 井口にとって、本作は『ひとりぼっちじゃない』(2023年)に続く映画主演第2作。大きな勘違いを抱えたまま、“推し”のために一生懸命奮闘する男性を演じる。冒頭のあいさつで井口は「この映画を撮影したのは2年前のことなので…。あまり覚えていない部分もございますけど思い出しながら。昨日の夜から緊張しておりまして。皆さんが、この映画をご覧になって、どのような感想をお持ちになるのかを考えたら緊張しています。緊張半分、楽しみ半分で、この場に居させてもらっています」とはにかみながら話した。 原作にあわせ長野で撮影された本作。長野県伊那市出身の井口にとって郷里での撮影となった。井口は「霧ヶ峰の撮影がありました。そこは中学の時に林間学校で行った場所でした。冒頭で出てくる山小屋のシーンは住んでいる場所から車で10分ぐらいのところ。僕が暮らしていた街が一望できる。そのぐらい縁のある場所で撮影だった。里帰りのような気分でした」としみじみ。伊藤監督は「長野の代表なので」と話しかけ、井口は照れ笑い。薪割りのシーンがあるが「家のストーブが薪ストーブだった」という井口はお手のもの。伊藤監督は「薪割りがうまくてびっくりしました。浅香(航大)くんも。2人もパコーンって。腰が全然違いました。練習時間を取っていたんですけど必要がなかった」と驚いていた。 本作は、『国宝』『横道世之介』などで知られる吉田修一氏の短編集『逃亡小説集』(角川文庫)に収録された同名小説を映画化。あるファンと逃亡中の元アイドルが過ごす、奇跡のような一日を描く。
2026/09/17