俳優の高橋文哉と俳優・舞踊家の田中泯が、WOWOW『連続ドラマW 告解』でダブル主演を務めることが決定した。薬丸岳の同名小説を全4話で実写化し、12月より放送・配信する。2人はいずれもWOWOWオリジナルドラマ初主演で、今回が初共演となる。
本作は、飲酒運転によるひき逃げ事件の加害者と、愛する妻を奪われた被害者遺族の人生を通して、消えることのない罪と、その償い方を問う社会派ヒューマンサスペンス。「告解」とは、自らの罪を告白し、赦しを求める行為を意味する。
大学生の籬翔太(まがき・しょうた)は、恋人に会うために飲酒運転をし、その途中で一人の女性をはねて逃走。4年10カ月の実刑判決を受ける。刑期を終えて出所するが、罪は消えず、その重みを背負い続ける過酷な現実が待っていた。
一方、事故で妻を奪われた法輪二三久(のりわ・ふみひさ)は、悲しみと加害者への執念を抱えて生きてきた。事件から何年もの歳月が流れたある日、二三久は翔太が一人で暮らすアパートへ移り住む。被害者遺族はなぜ、加害者の隣人になったのか。復讐(ふくしゅう)なのか、それとも別の目的があるのか。2人が対峙(たいじ)したことで、止まっていた物語が動き始める。
翔太を演じる高橋は、罪悪感や後悔、孤独にさいなまれる加害者という難役に挑む。出演にあたり、「籬翔太という役を今の自分に託していただけたことが、本当にうれしく、光栄でした」とコメントした。
役については「何者でもない青年が、今の自分と過去の自分に向き合い、見つめ直し続ける姿をお届けできたら」と説明。「今作で籬翔太を演じることができ、自分の中でも大きく成長し、向き合うきっかけをたくさんもらいました」と手応えを明かした。
一方、田中は、出演を決める基準について「『その人』になってみたいかどうか……それだけが僕が出演を受け入れる要件だ」と独自の俳優観を披露。本作で演じる二三久は、長い年月を経ても消えない喪失と怒りを抱え、出所した翔太に近づいていく人物。さらに、自身の戦争体験を語らずに抱えてきた過去と、認知症の波にも揺さぶられている。「現在と過去の渦の中で、翔太という若者が二三久のココロの中に、カラダの内に、一緒に生き続けることになる」と役柄への思いを語っている。
WOWOWで薬丸作品の連続ドラマ化は、『天使のナイフ』『悪党〜加害者追跡調査〜』に続き、3作目。重苦しい展開が続くことから「映像化には不向きではないかと、心のどこかで感じていました」としながらも、高橋と田中の起用に「驚きとともに大きな喜びを感じています」と歓迎。「このドラマを通して、人が生きていくうえで大切な『何か』を感じ取っていただけたら原作者として何よりの幸せです」と期待を寄せた。
監督は、WOWOW「コールドケース」シリーズや映画『サイレント・トーキョー』などの波多野貴文。脚本はドラマ『半沢直樹』、Netflixシリーズ『サンクチュアリ -聖域-』、映画『サバカン SABAKAN』などの金沢知樹と萩森淳が手がける。
波多野監督は、2人について「世代も個性も異なるお二人ですが、共通しているのは、せりふでは語りきれない感情を、目やたたずまい、沈黙で伝えられる」と評価。「2人が向き合う瞬間、その間に流れる時間そのものを、ぜひ感じていただきたいです」と呼びかけた。
あわせて解禁されたティザービジュアルには、物語の重要な舞台となるアパートの前に並ぶ翔太と二三久の姿を収録。互いに視線を交わすことなく正面を見据える2人の間に、埋めがたい隔たりを感じさせるとともに、やがて両者の運命が交錯していく物語の幕開けを予感させる。
本編映像初公開となる特報は、雨の夜に起きたひき逃げ事件から始まる。罪の重みに追い詰められていく翔太と、妻を奪われた喪失を抱える二三久。そして二三久が「君は、私の妻を殺したのか?」と問いかける緊迫した場面が映し出される。
■主演:高橋文哉(籬翔太役)のコメント
WOWOWドラマに初めて出演させていただきます。WOWOWさんが描くドラマの雰囲気やテイストがすごく好きで、作品の世界に引き摺り込むお芝居の持つ力を改めて感じた瞬間がたくさんあります。今作、『告解』も僕にとってそんな作品になりました。
お話をいただき薬丸岳先生の原作と台本を読ませていただき、籬翔太という役を今の自分に託していただけたことが本当に嬉しく、光栄でした。
籬翔太はずっと何かの為に生きてきた人だと思います。そんな、何者でもない青年が今の自分と過去の自分と向き合い、見つめ直し続ける姿をお届けできたらと思います。
それぞれのキャラクターが持ち得る感情をぶつけ合い、それぞれの想いが生まれていく物語です。
今作で籬翔太を演じる事ができて自分の中でも大きく成長し、向き合うきっかけをたくさんもらいました。
翔太が選ぶ自分とは何なのか。ぜひ、楽しみにお待ちいただけたらと思います。
■主演:田中泯(法輪二三久役)のコメント
『連続ドラマW 告解』への出演のオファーが届いた。今回、台本を手にする迄の不安は何故か普通ではなかった。文字が語ってくれる僕が演じるであろう人物の人生を想い描き、思い切り自分の人生の歩みの側に「その人」を引き寄せる。「その人」になってみたいかどうか... それだけが僕が出演を受け入れる要件だ。結果、『告解』の時の内側で僕は自分の時を生きてみようと思った。歳を重ねるココロとカラダ、本名を田中泯と称ぶこの人生を「その人」が参入することになった。大変だったけれど、こんなにありがたいことはないのです!
法輪二三久が僕に与えられた託された役柄だ。先の戦争の敗戦の年に生まれた僕が、兵隊として戦争体験をした男の内側の言葉を声にする事が、多分、一番無謀な演技なのかもしれません。終戦日ほぼ5ヶ月前の1945年3月10日に生まれた僕は、限りなく多くの大人達から(だって子どもの僕にとって全ての大人は戦争体験者ですから)話を聞かされ、まるで自分も戦争を体験したかのようになってしまった。
戦争を生き抜いて帰還した兵士の物語は無限にあるのだろう。二三久も、重たい荷物のように他者に語らない物語をもち続け、認知症の波に揺すられながら、現在と過去の渦の中で翔太という若者が二三久のココロの中にカラダの内に一緒に生き続けることになるのです。期待に応えられるか!どうか楽しみにしておいてください。
■原作:薬丸岳のコメント
『告解』は飲酒運転によって人を死なせてしまった青年と被害者遺族の葛藤を描いた物語です。僕にとって思い入れの強い作品ではありますが、けっして楽しい話ではなく、むしろ重苦しい展開が続く物語なので、映像化には不向きではないかと心のどこかで感じていました。
それだけに高橋文哉さんと田中泯さんという僕自身も大好きな素晴らしい俳優さんを W主演に迎えてWOWOWで連続ドラマ化していただくことになり、驚きとともに大きな喜びを感じています。
WOWOWではこれまで『天使のナイフ』『悪党〜加害者追跡調査〜』と僕の作品を高いクオリティーで映像化していただいていますので、この『告解』も見応えのあるすごいドラマになるにちがいないと完成を心待ちにしています。
そして波多野貴文監督、高橋文哉さん、田中泯さんをはじめ多くの方々の力によって紡ぎ出されたこのドラマを通して、人が生きていくうえで大切な『何か』を感じ取っていただけたら原作者として何よりの幸せです。
■監督:波多野貴文のコメント
世代も個性も異なるお二人ですが、共通しているのは、台詞では語りきれない感情を、目や佇まい、沈黙で伝えられる俳優であることです。文哉さんには、罪を背負いながらも生きる青年の脆さと揺らぎを。泯さんには、長い年月、抱えてきた痛みと深い孤独、亡くした家族に再び会いたいと願う思いを胸に、生き続けてきた人間の執念を託しました。二人が向き合う瞬間、その間に流れる時間そのものを、ぜひ感じていただきたいです。
『告解』は、罪を犯した人間と、愛する家族を亡くした人間が、それぞれの時間を生きながら向き合う物語です。罪はなかったことにすることはできません。その過去を抱えたまま生きていかなければならない。罪を償うとは、向き合うとはどういうことなのか。二人の男は、それぞれの思いを抱えながら、ひとつの場所で向き合うことになります。その先に何が待っているのか、ぜひ最後まで見届けてください。
■脚本:金沢知樹のコメント
薬丸岳さんの原作が持つ、人間の罪や後悔、そして赦しという重いテーマを大切にしながら、映像としてどう届けるかを考え、スタッフ一丸となり、脚本に挑みました。登場人物それぞれの感情が簡単に割り切れないところも、この作品の大きな魅力だと思います。そして波多野監督が九州出身で同じ歳ということもあり、ハードな作品ながらとても楽しく作ることができました。原作を読まれた方にも、初めて触れる方にも、ぜひ最後まで見届けていただけたら幸いです。
本作は、飲酒運転によるひき逃げ事件の加害者と、愛する妻を奪われた被害者遺族の人生を通して、消えることのない罪と、その償い方を問う社会派ヒューマンサスペンス。「告解」とは、自らの罪を告白し、赦しを求める行為を意味する。
大学生の籬翔太(まがき・しょうた)は、恋人に会うために飲酒運転をし、その途中で一人の女性をはねて逃走。4年10カ月の実刑判決を受ける。刑期を終えて出所するが、罪は消えず、その重みを背負い続ける過酷な現実が待っていた。
一方、事故で妻を奪われた法輪二三久(のりわ・ふみひさ)は、悲しみと加害者への執念を抱えて生きてきた。事件から何年もの歳月が流れたある日、二三久は翔太が一人で暮らすアパートへ移り住む。被害者遺族はなぜ、加害者の隣人になったのか。復讐(ふくしゅう)なのか、それとも別の目的があるのか。2人が対峙(たいじ)したことで、止まっていた物語が動き始める。
翔太を演じる高橋は、罪悪感や後悔、孤独にさいなまれる加害者という難役に挑む。出演にあたり、「籬翔太という役を今の自分に託していただけたことが、本当にうれしく、光栄でした」とコメントした。
役については「何者でもない青年が、今の自分と過去の自分に向き合い、見つめ直し続ける姿をお届けできたら」と説明。「今作で籬翔太を演じることができ、自分の中でも大きく成長し、向き合うきっかけをたくさんもらいました」と手応えを明かした。
一方、田中は、出演を決める基準について「『その人』になってみたいかどうか……それだけが僕が出演を受け入れる要件だ」と独自の俳優観を披露。本作で演じる二三久は、長い年月を経ても消えない喪失と怒りを抱え、出所した翔太に近づいていく人物。さらに、自身の戦争体験を語らずに抱えてきた過去と、認知症の波にも揺さぶられている。「現在と過去の渦の中で、翔太という若者が二三久のココロの中に、カラダの内に、一緒に生き続けることになる」と役柄への思いを語っている。
WOWOWで薬丸作品の連続ドラマ化は、『天使のナイフ』『悪党〜加害者追跡調査〜』に続き、3作目。重苦しい展開が続くことから「映像化には不向きではないかと、心のどこかで感じていました」としながらも、高橋と田中の起用に「驚きとともに大きな喜びを感じています」と歓迎。「このドラマを通して、人が生きていくうえで大切な『何か』を感じ取っていただけたら原作者として何よりの幸せです」と期待を寄せた。
監督は、WOWOW「コールドケース」シリーズや映画『サイレント・トーキョー』などの波多野貴文。脚本はドラマ『半沢直樹』、Netflixシリーズ『サンクチュアリ -聖域-』、映画『サバカン SABAKAN』などの金沢知樹と萩森淳が手がける。
波多野監督は、2人について「世代も個性も異なるお二人ですが、共通しているのは、せりふでは語りきれない感情を、目やたたずまい、沈黙で伝えられる」と評価。「2人が向き合う瞬間、その間に流れる時間そのものを、ぜひ感じていただきたいです」と呼びかけた。
あわせて解禁されたティザービジュアルには、物語の重要な舞台となるアパートの前に並ぶ翔太と二三久の姿を収録。互いに視線を交わすことなく正面を見据える2人の間に、埋めがたい隔たりを感じさせるとともに、やがて両者の運命が交錯していく物語の幕開けを予感させる。
■主演:高橋文哉(籬翔太役)のコメント
WOWOWドラマに初めて出演させていただきます。WOWOWさんが描くドラマの雰囲気やテイストがすごく好きで、作品の世界に引き摺り込むお芝居の持つ力を改めて感じた瞬間がたくさんあります。今作、『告解』も僕にとってそんな作品になりました。
お話をいただき薬丸岳先生の原作と台本を読ませていただき、籬翔太という役を今の自分に託していただけたことが本当に嬉しく、光栄でした。
籬翔太はずっと何かの為に生きてきた人だと思います。そんな、何者でもない青年が今の自分と過去の自分と向き合い、見つめ直し続ける姿をお届けできたらと思います。
それぞれのキャラクターが持ち得る感情をぶつけ合い、それぞれの想いが生まれていく物語です。
今作で籬翔太を演じる事ができて自分の中でも大きく成長し、向き合うきっかけをたくさんもらいました。
翔太が選ぶ自分とは何なのか。ぜひ、楽しみにお待ちいただけたらと思います。
■主演:田中泯(法輪二三久役)のコメント
『連続ドラマW 告解』への出演のオファーが届いた。今回、台本を手にする迄の不安は何故か普通ではなかった。文字が語ってくれる僕が演じるであろう人物の人生を想い描き、思い切り自分の人生の歩みの側に「その人」を引き寄せる。「その人」になってみたいかどうか... それだけが僕が出演を受け入れる要件だ。結果、『告解』の時の内側で僕は自分の時を生きてみようと思った。歳を重ねるココロとカラダ、本名を田中泯と称ぶこの人生を「その人」が参入することになった。大変だったけれど、こんなにありがたいことはないのです!
法輪二三久が僕に与えられた託された役柄だ。先の戦争の敗戦の年に生まれた僕が、兵隊として戦争体験をした男の内側の言葉を声にする事が、多分、一番無謀な演技なのかもしれません。終戦日ほぼ5ヶ月前の1945年3月10日に生まれた僕は、限りなく多くの大人達から(だって子どもの僕にとって全ての大人は戦争体験者ですから)話を聞かされ、まるで自分も戦争を体験したかのようになってしまった。
戦争を生き抜いて帰還した兵士の物語は無限にあるのだろう。二三久も、重たい荷物のように他者に語らない物語をもち続け、認知症の波に揺すられながら、現在と過去の渦の中で翔太という若者が二三久のココロの中にカラダの内に一緒に生き続けることになるのです。期待に応えられるか!どうか楽しみにしておいてください。
■原作:薬丸岳のコメント
『告解』は飲酒運転によって人を死なせてしまった青年と被害者遺族の葛藤を描いた物語です。僕にとって思い入れの強い作品ではありますが、けっして楽しい話ではなく、むしろ重苦しい展開が続く物語なので、映像化には不向きではないかと心のどこかで感じていました。
それだけに高橋文哉さんと田中泯さんという僕自身も大好きな素晴らしい俳優さんを W主演に迎えてWOWOWで連続ドラマ化していただくことになり、驚きとともに大きな喜びを感じています。
WOWOWではこれまで『天使のナイフ』『悪党〜加害者追跡調査〜』と僕の作品を高いクオリティーで映像化していただいていますので、この『告解』も見応えのあるすごいドラマになるにちがいないと完成を心待ちにしています。
そして波多野貴文監督、高橋文哉さん、田中泯さんをはじめ多くの方々の力によって紡ぎ出されたこのドラマを通して、人が生きていくうえで大切な『何か』を感じ取っていただけたら原作者として何よりの幸せです。
■監督:波多野貴文のコメント
世代も個性も異なるお二人ですが、共通しているのは、台詞では語りきれない感情を、目や佇まい、沈黙で伝えられる俳優であることです。文哉さんには、罪を背負いながらも生きる青年の脆さと揺らぎを。泯さんには、長い年月、抱えてきた痛みと深い孤独、亡くした家族に再び会いたいと願う思いを胸に、生き続けてきた人間の執念を託しました。二人が向き合う瞬間、その間に流れる時間そのものを、ぜひ感じていただきたいです。
『告解』は、罪を犯した人間と、愛する家族を亡くした人間が、それぞれの時間を生きながら向き合う物語です。罪はなかったことにすることはできません。その過去を抱えたまま生きていかなければならない。罪を償うとは、向き合うとはどういうことなのか。二人の男は、それぞれの思いを抱えながら、ひとつの場所で向き合うことになります。その先に何が待っているのか、ぜひ最後まで見届けてください。
■脚本:金沢知樹のコメント
薬丸岳さんの原作が持つ、人間の罪や後悔、そして赦しという重いテーマを大切にしながら、映像としてどう届けるかを考え、スタッフ一丸となり、脚本に挑みました。登場人物それぞれの感情が簡単に割り切れないところも、この作品の大きな魅力だと思います。そして波多野監督が九州出身で同じ歳ということもあり、ハードな作品ながらとても楽しく作ることができました。原作を読まれた方にも、初めて触れる方にも、ぜひ最後まで見届けていただけたら幸いです。
2026/09/17