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実写版モアナ、3万2000人から選ばれた新人俳優 父は「スター・ウォーズ」出演俳優

 ディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』(2016年)を実写化した映画が、7月31日に公開された。約3万2000人が参加したオーディションを勝ち抜き、主人公モアナ役に抜てきされたのが、オーストラリア出身のキャサリン・ランガイアだ。初来日を果たしたキャサリンが、大役をつかむまでの道のりを振り返った。

実写版『モアナと伝説の海』(公開中)モアナを演じたキャサリン・ランガイア (C)ORICON NewS inc.

実写版『モアナと伝説の海』(公開中)モアナを演じたキャサリン・ランガイア (C)ORICON NewS inc.

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 本作の主人公は、愛する家族と島を救うため、大海原へと繰り出す“海に選ばれた”少女モアナ。心の声を信じて前へ進む彼女の冒険を、実写ならではの壮大な映像で描く。

 2006年、オーストラリア・シドニー生まれのキャサリンは、サモアとイギリスにルーツを持つ。2023年にドラマ『赤の大地と失われた花』で俳優デビュー。父は『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002年)で、パドメ・アミダラの警護を担うグレガー・タイフォ役を演じた俳優ジェイ・ランガイア、母はニュージーランド出身のアーティスト、サンドラ・ジェーン・ランガイアだ。

 俳優の父とアーティストの母を持つキャサリンだが、世界的な作品の主人公を決める大規模オーディションへの応募を、当初は迷っていたという。

 「オーディションの話を見たとき、正直、受けるかどうか迷っていたんです。でも、母が『絶対に受けるべき』と強く背中を押してくれて、それで挑戦しました」

 選考の多くはオンラインで行われた。自宅から参加できる気楽さはあったものの、対面審査では緊張感も一変。普段から「遅れるくらいなら早く着いていたい」というキャサリンは、会場に1時間から1時間半ほど早く到着し、劇場の客席で順番を待っていた。

 モアナを演じる機会に恵まれたことを、これまで「幸運」と表現してきたキャサリン。しかし、その幸運の裏には、地道な準備があった。

 「もちろん運もありますが、同時に、ものすごくたくさんの努力もあったと思います。オーディションを受けると決めてからは、台本や歌と向き合い、長い夜を過ごしました」

実写版『モアナと伝説の海』(公開中)モアナを演じたキャサリン・ランガイア (C)ORICON NewS inc.

実写版『モアナと伝説の海』(公開中)モアナを演じたキャサリン・ランガイア (C)ORICON NewS inc.

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 アニメーション版が公開された当時、キャサリンは9歳。あまり関心を寄せていなかったそうだが、今度は姉から「絶対に観るべき。私たちにとって、とても大切な作品になるはず」と勧められ、劇場へ足を運んだ。

 「オープニングの曲を聴いたとき、英語ではない言語(ポリネシアの言葉)が流れて、自分と同じルーツを持つ人々の姿や、自分たちにとって身近な文化がスクリーンに映し出されていました。9歳の私にとって、本当に衝撃的な体験でした」

 スクリーンの中のモアナには、自分と重なる部分も感じた。「もっと何かを求めたい」という気持ちや、夢から少し遠い場所にいるような感覚。明るく前向きで、のびのびとした性格にも親近感を抱いたという。

 「でも、少し大人になった今は、彼女の中に『自分もこうなりたい』と思う部分を見るようになりました。モアナから学びたいと思うところですね」

映画『モアナと伝説の海』(公開中) (C)2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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 モアナは、純真さと家族や仲間を思う優しさ、どんな危険にも立ち向かう勇気を備えた、ディズニーを代表するヒロインの一人だ。冒険の中で迷い、失敗を重ねながらも、自分を信じて行動し、秘めていた力と可能性を開花させていく。

 母に背中を押され、迷いながらもオーディションへ踏み出したキャサリン。幼い頃から特別な存在だったモアナ役を自らの手でつかんだ姿は、心の声を信じて海へ旅立つモアナとも重なって見える。

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  • 映画『モアナと伝説の海』(公開中) (C)2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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