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由薫「知らない子と鬼ごっこを楽しむような感覚」 コライティングキャンプ『SONG BRIDGE』で感じた魅力【レポート】

 一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)とTOYOTA GROUPによる共創プロジェクト「MUSIC WAY PROJECT」の一環として開催されている音楽制作コライティングキャンプ『SONG BRIDGE』。3回目の開催となる『SONG BRIDGE 2026』が9日から11日にかけて行われ、国内外から約40組のクリエイターやアーティストが参加した。今回は音楽マーケットの成長が著しいアジア各国からもアーティストを招き、東京・渋谷および青山エリアの計8つのスタジオを舞台に、3日間にわたってセッションが繰り広げられた。

『SONG BRIDGE 2026』由薫、Shye、ESME MORI、Rinによるセッションの模様

『SONG BRIDGE 2026』由薫、Shye、ESME MORI、Rinによるセッションの模様

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【写真】『SONG BRIDGE 2026』由薫、Shye、ESME MORI、Rinによるセッションの模様


 その制作現場のひとつである、Shye、由薫ESME MORI、Rin(Billyrrom/aint lindy)によるセッションを9日に取材した。この日スタジオに集まった4人は、まず楽曲の方向性についてミーティングを実施。制作する楽曲のイメージやアイデアを共有したあと、Main Producerを務めるESME MORIがリードしながら、Co-ProducerのRinとともにトラック制作に取りかかり、楽曲の土台を組み上げていった。

 この日のセッションでは、スタジオ入り前から楽曲のアイデアを考えてきたという由薫が提案役となり、シンガポール出身のシンガー・ソングライターShyeの楽曲を聴きながら参加者同士で共通認識を形成。その後、それぞれの視点を持ち寄りながら楽曲の方向性を固めていった。

『SONG BRIDGE 2026』由薫、Shye、ESME MORI、Rinによるセッションの模様

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 Shyeと由薫はメロディー制作を担当。互いにフレーズを提案しながら歌のアイデアを形にしていき、楽曲をブラッシュアップしていった。スタジオで目指すのは完成音源ではなく、楽曲の大枠となるデモ制作。多くの場合はワンコーラス程度までを作り上げ、その後の作曲や編曲作業を経て作品として完成へ向かう。限られた時間の中でアイデアを持ち寄り、バックグラウンドや国籍の異なるクリエイターたちが、ひとつの楽曲を目指してコミュニケーションを重ねていく。それがコライティングキャンプならではの制作スタイルだ。

『SONG BRIDGE 2026』由薫、Shye、ESME MORI、Rinによるセッションの模様

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 今回が2回目の『SONG BRIDGE』参加となる由薫は、「もともと音楽を人と作るのがすごく好きなんです」と語る。前回参加時には、初対面のクリエイターたちと1日で楽曲を仕上げるという環境の中で、「子どもが公園で知らない子と鬼ごっこをして遊ぶぐらい、初心に帰った気持ちになった」と振り返った。

 普段は一人で制作することも多いという由薫だが、「自分一人では生まれ得ない新しい可能性や、新しい方と知り合えることが大きな違い」とコライティングの魅力を説明。さらに今回は、自身に加えてShyeというアーティストが参加するセッションとなり、「アーティストが2人いる状態でのコライトは初めてだったので、どんなふうになるのかなと思いましたけど、今まで経験したことのない新鮮なコライトになった」と手応えを語った。

 この日の楽曲は、Shyeが当日夜に帰国することや、曇り空と雨模様の天気から着想を得て制作が進行。飛行機や鳥、天気といったモチーフを取り入れながら、「時間が限られている中でも会いたい」という思いや、「天気が悪くても自分たち次第で変えていける」という前向きなメッセージを込めたラブソングに仕上がりつつあるという。

 また由薫は、日本ではまだコライティングキャンプの機会が多くないことにも触れ、「これまでは自分で海外に行ってコライトをしていたので、日本でこうした機会を作っていただけるのは本当にありがたいこと。日本の音楽がもっと盛り上がるための意義深い取り組みだと思います」と語った。

Rin(Billyrrom/aint lindy)

Rin(Billyrrom/aint lindy)

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 今回のセッションで制作された楽曲は、今後完成に向けて制作が進められる。どのような形で発表されるのか、期待が膨らむ。

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  1. 1. 『MUSIC WAY PROJECT』コライティングキャンプ発 由薫「OUT」、池江璃花子出演のTOYOTAクラウン映像に起用
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