艶やか、かつパワフルな歌声で「しあわせ演歌」という新ジャンルを築き、今も精力的にステージをこなす演歌界の大御所・川中美幸が、シングル「暖流桜」を1月21日にリリースした。来年、デビュー50周年を迎える川中の本作へかける意気込みと50年間歌い続けてきた演歌への思いを紹介する。
■この歌を「二輪草」のように大きく花開かせたい
艶やかな歌声で繊細な女心から男意気まで、幅広いファン層に演歌を届けてきた川中美幸。デビュー50周年を来年に控えた今年1月21日にリリースしたのは、種子島や鹿児島市を中心に2月中旬から3月初旬に咲く桜の名を冠した「暖流桜」。暖流桜とは、松月という八重桜の台木から芽が出た新品種の桜で、白い花びらは散る間際に紅く染まる。この桜が太平洋を北上する黒潮(暖流)に乗って日本各地に咲くことを願って名付けられたという。早咲きの桜に、春の情景を映し、命に、両親に、歩いてきた道に感謝し、明るく前向きに笑って生きる力を呼び起こす人生の応援歌が「暖流桜」だ。
川中の花の歌には、1998年1月にリリースした「二輪草」がある。12の花をテーマにしたコンセプト・アルバム『四季彩花』から先行シングルとして発売したこの曲のヒットにより、川中は『第49回NHK紅白歌合戦』(以下『紅白』)に1992年以来6年ぶりに出場。それ以降も2005年、08年、10年、11年の『紅白』で同曲を披露している。
そんな「二輪草」を念頭に、「私にとって『暖流桜』が『二輪草』のように大きな花を咲かせる歌になってほしいと思っています」と川中は言う。
「『二輪草』もそうでしたが、詞をいただいたとき、私は暖流桜という名の花が実際に存在するのかどうか知りませんでした。レコーディングの時期にはまだ咲いていませんでしたので、写真でしか見ることができませんでしたが、満開の時期にはぜひ実物を見に行って、桜の前で歌いたいと思っています」(川中美幸/以下同)
詞は、鹿児島出身の作詞家・京えりこ氏が「暖流桜を一人でも多くの人に知ってもらいたい」という思いから全国にPRするべく書き上げた。“黒潮”“桜島”“おはら節”“焼酎(さけ)は薩摩の絆酒”など、郷土愛あふれるフレーズが散りばめられ、春の訪れと温もりを、川中が優しくたおやかに歌い上げている。作曲は「二輪草」も手がけた弦哲也氏が担当した。
「レコーディングでは、私らしく、明るく、笑顔で、曲を聴いてくださった方が少しでも元気になるような歌にしたいと意識しました。みなさまにとっての『人生の応援歌』になったらいいなと思っています」
■この年齢になって演歌歌手になって良かったなぁとつくづく思う
来年のデビュー50周年を控え、古希を迎えた川中。春日はるみの名でデビュー後、1977年に改名し「あなたに命がけ」で再デビュー。80年に「ふたり酒」が大ヒットし、翌年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たし、数々の音楽賞を受賞。持ち前の明るさで“トーク”にも定評があり、テレビや舞台で精力的に活動を続けてきた。そんな川中に長く演歌を歌ってきて、今改めて思う演歌の素晴らしさについて聞いてみると…
「歌は一瞬にしてその時代の思い出を蘇らせてくれますし、時には勇気を与えてくれたり、人との絆を紡いでくれたりします。また心に寄り添って見守ってもくれる。歌は本当に素晴らしいし、なくてはならないものだと思っています。今、私は、この年齢になって演歌歌手になって良かったなぁとつくづく思っています。来年のデビュー50周年に向けて、『暖流桜』を大切に歌いながら、今年一年、さらに弾みをつけられるように頑張りたいと思います」
本作のジャケットのバックには暖流桜の写真を採用。枝いっぱいに花を咲かせる暖流桜を思い描きながら、川中の人の心にそっと寄り添う、明るく温かく生き生きとした歌声に酔いしれてみてほしい。
文:河上いつ子
■川中美幸「暖流桜」
発売日:2026年1月21日
品番:TECA-26001/価格:1550円(税込)
【収録曲】
・暖流桜
作詞:京えりこ/作曲:弦 哲也/編曲:南郷達也
・火のように恋しい人がいて
作詞:吉岡 治/作曲:弦 哲也/編曲:川村栄二
・暖流桜(オリジナル・カラオケ)
・暖流桜 (メロ入りカラオケ)
・火のように恋しい人がいて(オリジナル・カラオケ)
■この歌を「二輪草」のように大きく花開かせたい
艶やかな歌声で繊細な女心から男意気まで、幅広いファン層に演歌を届けてきた川中美幸。デビュー50周年を来年に控えた今年1月21日にリリースしたのは、種子島や鹿児島市を中心に2月中旬から3月初旬に咲く桜の名を冠した「暖流桜」。暖流桜とは、松月という八重桜の台木から芽が出た新品種の桜で、白い花びらは散る間際に紅く染まる。この桜が太平洋を北上する黒潮(暖流)に乗って日本各地に咲くことを願って名付けられたという。早咲きの桜に、春の情景を映し、命に、両親に、歩いてきた道に感謝し、明るく前向きに笑って生きる力を呼び起こす人生の応援歌が「暖流桜」だ。
川中の花の歌には、1998年1月にリリースした「二輪草」がある。12の花をテーマにしたコンセプト・アルバム『四季彩花』から先行シングルとして発売したこの曲のヒットにより、川中は『第49回NHK紅白歌合戦』(以下『紅白』)に1992年以来6年ぶりに出場。それ以降も2005年、08年、10年、11年の『紅白』で同曲を披露している。
そんな「二輪草」を念頭に、「私にとって『暖流桜』が『二輪草』のように大きな花を咲かせる歌になってほしいと思っています」と川中は言う。
「『二輪草』もそうでしたが、詞をいただいたとき、私は暖流桜という名の花が実際に存在するのかどうか知りませんでした。レコーディングの時期にはまだ咲いていませんでしたので、写真でしか見ることができませんでしたが、満開の時期にはぜひ実物を見に行って、桜の前で歌いたいと思っています」(川中美幸/以下同)
詞は、鹿児島出身の作詞家・京えりこ氏が「暖流桜を一人でも多くの人に知ってもらいたい」という思いから全国にPRするべく書き上げた。“黒潮”“桜島”“おはら節”“焼酎(さけ)は薩摩の絆酒”など、郷土愛あふれるフレーズが散りばめられ、春の訪れと温もりを、川中が優しくたおやかに歌い上げている。作曲は「二輪草」も手がけた弦哲也氏が担当した。
「レコーディングでは、私らしく、明るく、笑顔で、曲を聴いてくださった方が少しでも元気になるような歌にしたいと意識しました。みなさまにとっての『人生の応援歌』になったらいいなと思っています」
■この年齢になって演歌歌手になって良かったなぁとつくづく思う
来年のデビュー50周年を控え、古希を迎えた川中。春日はるみの名でデビュー後、1977年に改名し「あなたに命がけ」で再デビュー。80年に「ふたり酒」が大ヒットし、翌年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たし、数々の音楽賞を受賞。持ち前の明るさで“トーク”にも定評があり、テレビや舞台で精力的に活動を続けてきた。そんな川中に長く演歌を歌ってきて、今改めて思う演歌の素晴らしさについて聞いてみると…
「歌は一瞬にしてその時代の思い出を蘇らせてくれますし、時には勇気を与えてくれたり、人との絆を紡いでくれたりします。また心に寄り添って見守ってもくれる。歌は本当に素晴らしいし、なくてはならないものだと思っています。今、私は、この年齢になって演歌歌手になって良かったなぁとつくづく思っています。来年のデビュー50周年に向けて、『暖流桜』を大切に歌いながら、今年一年、さらに弾みをつけられるように頑張りたいと思います」
本作のジャケットのバックには暖流桜の写真を採用。枝いっぱいに花を咲かせる暖流桜を思い描きながら、川中の人の心にそっと寄り添う、明るく温かく生き生きとした歌声に酔いしれてみてほしい。
文:河上いつ子
■川中美幸「暖流桜」
発売日:2026年1月21日
品番:TECA-26001/価格:1550円(税込)
・暖流桜
作詞:京えりこ/作曲:弦 哲也/編曲:南郷達也
・火のように恋しい人がいて
作詞:吉岡 治/作曲:弦 哲也/編曲:川村栄二
・暖流桜(オリジナル・カラオケ)
・暖流桜 (メロ入りカラオケ)
・火のように恋しい人がいて(オリジナル・カラオケ)
2026/02/13




