松竹創業百三十周年「八月納涼歌舞伎」初日劇場前イベントが3日、東京・東銀座の歌舞伎座で行われた。出演者がそろいの浴衣でうちわを手に、劇場前であいさつを行った。 「納涼歌舞伎」は、1990年より十八世中村勘三郎(当時・勘九郎)と十世坂東三津五郎(当時・八十助)を中心に、花形が活躍する公演、趣向に富んだ舞台が好評を博してきた。歌舞伎座の夏の風物詩として愛され、幅広い世代に親しみやすい歌舞伎公演として、気軽に観劇できる三部制を取り入れ、古典を継承する一方、革新的な作品に取り組むなど、大きな話題と反響を呼んできた。
2025/08/03