黒柳徹子が4日、長野県軽井沢町に5日にオープンした「黒柳徹子ミュージアム」の内覧会と記念会見に出席。5月に刊行された『黒柳徹子ビジュアル大図鑑』(講談社)も、同ミュージアムの図録的な側面を持っているということもあり、「美術館と図鑑」という2つのアプローチからの質問に答えた。 晴れた日には、展望台から浅間山が一望できるというすっきりとした木造建築は、一歩近づくほどに木のいい香りが漂う。木材とガラスが多用された空間には、『ザ・ベストテン』などで着用した森英恵のドレスや、アンティークのブローチやビーズバッグ、職人の繊細な技術が光る年代物の着物や和装小物、マイセンのアンティークの食器や年代物の蒔絵の漆器、黒柳が50年前から集めてきたという犬筥(読み“いぬばこ”:平安時代の貴族の嫁入り道具の一つとされる)、約半世紀にわたって集めてきたガラスのペーパーウエイト、さらに海外で買い求めた浮世絵の団扇、日本画家の堀文子氏やフランス人画家のジャン・ピエール・カシニョール氏の描いた黒柳の肖像画など、300点以上の貴重な品々が展示されている。 会見では、伝統的な麻の葉模様にビーズの刺繍が施された鮮やかな赤のジャケットを着た黒柳が、森英恵さんのドレスなどが飾られたディスプレイを背に登壇した。 「私の子どもの頃には戦争があって、日常にあった綺麗なものや美しいものがすべて奪われてしまいました。綺麗なものに対する憧れの強さは、そういった子ども時代の経験からきていることを、『ビジュアル大図鑑』には書いています」と説明。
2025/07/07