お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、女性に性的行為を強要したとする「週刊文春」の報道で名誉を毀損されたとして、発行元の文芸春秋と週刊文春編集長に5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟について、吉本興業は8日、松本側が訴えを取り下げ、裁判を終結させることを報告した。 今年3月に東京地裁で行われた第1回口頭弁論で、文春側は請求の棄却を求め、全面的に争う姿勢を見せた。松本側の弁護士は「週刊文春」が報じたA子、B子についての特定を求めたが文春側は回答しなかった。閉廷後の松本側の弁護士が取材に応じ、和解について「民事訴訟なので一般論としてはあり得る」ものの「今のところわからない。そういう兆候はない」と否定していた。
2024/11/08