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京本政樹、渋谷のビジョンに“必殺風”登場が話題 中途半端な「3時4分」に仕掛け

 東京・渋谷の街頭ビジョン「愛ビジョン」で毎日放映中の三重県四日市市のシティプロモーション映像(PV)『必見四日市』が、俳優でシンガー・ソングライターの京本政樹泉谷しげる風谷南友らの出演とともに、話題を集めている。

渋谷の街頭ビジョン、3時4分に『必見四日市』登場

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 PVは、四日市市の魅力を幅広い世代にアピールすることを目的に制作されたもので、毎日午後3時4分に「時報」と共に流れる。京本が、監督・主演・音楽制作の3役を務め、親交のある泉谷や風谷も参加した。

 京本は「こういったPVはインパクトが重要ですが、瞬間にイメージが浮かびました。僕の場合は『必殺シリーズ』が知られていたので、ドラマの中の『組紐屋の竜』に対抗する形で『四日市の翔』を設定しました」と語る。

 「まず時代劇風のPVを考えました。そこで『必殺シリーズ』の『組紐屋の竜』ならぬ『四日市の翔』の登場でした。基本的に両者は伊賀の忍者なのですが、そもそも四日市は東海道五十三次では43番目の宿場として知られているので、時代劇がピッタリとハマるのです。PVの中では、翔が四日市のマスコットキャラクターとして人気の妖怪の男の子『こにゅうどうくん』と共に、四日市の名所を訪ねて歩くものにしています。当然、四日市の伝統的な焼き物の萬古焼も出しています。しかも、市内の至る所にパワースポットがある。そこでパワーストーンを巡っての物語を考えました。泉谷(しげる)さんが『四日の市』として出演していただいたのもポイントですね」

 京本が自ら手がけた音楽とともに、「三重県」「四日市」の頭の数字である「三」と「四」にかけた中途半端な「3時4分」の登場もインパクトを高め、四日市市の担当者は「効果的なシティプロモーションになった」という。PV映像は今後1年間流れる予定。

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