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Pascoの食パン『超熟』異物混入について謝罪&経過報告「異物はクマネズミの子ども」

 「Pasco」ブランドの敷島製パンは21日、公式サイトにて、食パン『超熟』シリーズの異物混入について謝罪し、経過を報告した。

Pascoの食パン『超熟』異物混入について謝罪

Pascoの食パン『超熟』異物混入について謝罪

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 同社は「お詫びと経過のご報告」と題し、「この度、弊社パスコ東京多摩工場で発生した商品への異物混入に関しまして、お申し出をいただいたお客さま、ご家族様には大変ご不快な思いと多大なるご心労をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。また、日頃から弊社商品をご愛顧いただいているお客さま、お取引先様、関係者の皆様に対しましても、ご心配、ご迷惑をおかけしておりますこと、改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。

 本件の調査結果について「有害生物防除の専門事業者による鑑定の結果、異物はクマネズミの子ども(約60ミリ)であることが判明いたしました(5月8日)」と報告。専門事業者による調査で「4月末時点の定期点検ではなかった新たな巣穴が工場外部で確認されました(5月7日)。また、専門事業者による定期検査(令和5年5月〜令和6年4月末迄)では、捕獲・活動の痕跡が見られなかったことから、工場内部で長期的に生息していた可能性は低く、工場外部にできた巣穴を拠点に侵入し、焼成前の生地に混入したものと推定されますが、詳細については継続して調査中です」とした。

 また、「生物汚染の可能性を鑑み、工場に保管しているサンプル品のうち、自主回収対象に該当するものについて細菌検査をしたところ、いずれも一般生菌数は弊社基準値内であり、食中毒の原因となるような菌(大腸菌群・大腸菌・黄色ブドウ球菌・サルモネラ属菌)は未検出でした。また、お申し出品の細菌検査も同様の結果となりました」と伝えた。

 今後の対策について「該当ラインを休止し全設備を細部まで徹底的に清掃・殺菌、細菌検査においても異常がないことを確認いたしました。このほか、防鼠対策として以下を実施済みです。『工場外部の巣穴は薬剤を用いて閉塞』『工場建屋の隙間を全て閉塞』『粘着トラップを増設し、新たに監視カメラ12台を設置しモニタリングを開始』『新たに鼠忌避用の超音波発信機を13台設置』。現在、上記に加え、さらなる再発防止策の策定を行っております」とし、「該当ラインの再開については、さらなる原因究明および再発防止に関し、一定の目途が立ったのちを予定しており、現在のところ時期は未定です」と付け加えた。

 対象商品の回収については「現在『宅急便引取りサービス』および『着払い送付』にて回収の受け付けを行っております。なお、お問合せについては『商品回収専用フリーダイヤル』にて対応させていただいておりますが、お電話が大変繋がりにくい状況となっております。また、メールでのお問合せ、クオカードの返送につきましてもお時間をいただいており、大変ご迷惑をおかけしていること、改めて深くお詫び申し上げます。引き続き全力で対応してまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけ、重ねて謝罪した。

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