俳優の柳俊太郎（※柳＝木へんに夘）が2日、都内で行われた映画『バジーノイズ』（3日公開）の特別前夜祭に登場した。芸能界に入るきっかけになったのは“骨折”だったと明かした。

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　同作の内容にちなみ、“自分の人生を変えた出会い”を問われた柳は「骨折」と回答。学生時代に部活動で左のすねを骨折したという柳は「部活がないから家にいて暇で。その時に映画を観たり、音楽や雑誌に触れて、それがきっかけで『MEN'S NON-NO』のモデルになれた」と芸能界に入るきっかけになった出来事を告白した。

　柳は「だからすげえ骨折に感謝してて。だからけがも次につながるチャンスだなと思った」といい「けがなんて怖くないぜ、まじで（笑）。一回折ってみたら人生変わるかもしれない（笑）」とポジティブな考えを語っていた。

　同作は、『週刊ビッグコミックスピリッツ』（小学館）で連載されたむつき潤氏の同名漫画が原作。PCで奏でる音楽だけを趣味とし、シンプルな生活を送る孤独な青年・清澄の部屋に、窓ガラスを割って入ってきた少女・潮。この2人の出会いから広がって行く清澄の音楽は、潮の幼なじみでレコード会社に勤める航太郎、そして航太郎が担当するマザーズデイのベーシストである陸（柳）を巻き込んで、さらに大きくなり、［AZUR］というバンドを誕生させることになる。

　舞台あいさつにはJO1の川西拓実、桜田ひより、井之脇海、風間太樹監督も登場した。