7月28日の『超RIZIN.3』（さいたまスーパーアリーナ）の朝倉未来戦に向けて、今月9日からアイルランドへ武者修業に出発した平本蓮が、練習先のジムに所属するスーパースターのコナー・マクレガーと2ショットを撮影し、自身のインスタグラムに公開した。ストーリーでは「泣いた」と感激を表現した。妻・里乃さんのインスタでは3ショットも公開され「蓮くん少年に戻ってた」とマクレガーと対面した際の様子も明かしている。

　平本はアイルランド出発直前のORICON NEWS独占インタビューで、マクレガーについて「存在を最初に知ったのは、高校2年生で木村ミノルと試合したくらいの時期に、マクレガーがジョゼ・アルドに13秒でKO勝ちして（2015年12月『UFC194』）、ヤバいスターが現れたってあまりにも騒がれて。僕はキックしか見てなくて総合格闘技は見たことがなかったんですけど、見てみたらバチーンってKOして『スゴいな』って思って」と魅力を力説。

　かつては生活保護を受けながらも、真摯に格闘技に向き合い、天性のスター性でUFCの頂点に上り詰めたマクレガー。そのカリスマ性はMMAを超えて注目を集め、フロイド・メイウェザーとボクシングマッチを実現させると、世界中を熱狂させた。

　そんなマクレガーの半生を追ったNetflixの映画『コナー・マクレガー ノートリアス』は、平本の格闘技人生にも大きな影響を与えた。「初めて映画を見た時に『自分は今までヌルかったな』と。一生懸命に頑張ろう、仕事をしようってあの映画を見て思えました」。

　現在は俳優としても活動し、アメリカにも拠点があるマクレガーだけに、平本は「会えないかもしれないって思っている」とも語っていたが、アイルランド到着からわずか1週間でマクレガーと2ショットを撮影。マクレガーも満面の笑みを浮かべており、早くも気に入られている様子が伝わってくる。

　平本はアイルランド到着直後、「一緒に練習したら『すごい』と思ってもらえる自信はあるので、会うのが楽しみですね。コナー・マクレガーが感じる格闘技というエンターテインメントの真髄を練習風景から吸収出来たらいいなと思います」と自信も語っていた。マクレガーも6月30日にマイケル・チャンドラーとの試合が決定しており、ともに大一番に向けて同じジムで練習を重ねていく。