少年忍者の北川拓実が5日、東京・世田谷パブリックシアターで行われた舞台『GOOD-善き人-』のフォトコール&取材会に参加した。 3役を演じる北川は「僕にとってこの作品はすごく挑戦だなと思っていて。複数役を演じる難しさもあるし、こんなに豪華なキャストの皆さんと一緒にこの作品を作り上げていくっていうのはすごいプレッシャーで。最初は、僕なんかで大丈夫なのかなって思ったりもした」とする。それでも「皆さんのお芝居をしてる姿を見て学んだことだったり、演出の長塚さんからご指導をいただいて、いい経験になる時間だなと思います」と気合を入れた。 歌唱シーンもあり、英語で男性を誘うような女性の曲に挑む。「挑戦したことない歌なので苦戦をしたんですけど、毎日バランスボールで鍛えました」と北川は笑顔で明かしていた。 2008年に映画化されたことでも知られる英国の劇作家C.P テイラーの戯曲を長塚圭史が演出。善良で知的なドイツ人教授がナチスに取り込まれていくさまを描いたポリティカルスリラーを、ミュージシャンの生演奏とともに上演する。
2024/04/05