俳優の高知東生（59）が26日までに自身のX（旧ツイッター）を更新。「依存症」について言及した。

　高知は「俺も依存症者だから良く判るけど、ハマっている時は、嘘ばっかりついてるんだよな」と持論を述べ、「なんとか依存し続けるため、人にバレないように隠れ、言い訳を考えアリバイを作る。やり続けるためには、必死に嘘を考える。依存症と嘘は、肺炎と熱みたいにワンセットの症状なんだよな」とつづった。

　この日は早朝（日本時間）、米MLB・ドジャースの大谷翔平選手が、元通訳の水原一平氏をめぐる違法賭博疑惑について会見を行った。大谷は水原氏について「結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで」「みんなに嘘をついていた」などと語っていた。水原氏の報道がどこまで真実はわからないものの、解雇報道の際は「ギャンブル依存症」の症状が注目を集めていた。

　高知は2016年に覚せい剤取締法違反罪などで有罪判決を受け、薬物依存症を克服。自身の体験を広く伝える活動も行う。

　高知の投稿に対して「依存症の方々は、その状況を維持するために、嘘をつくことがよくありますね」「『嘘の上塗り』の心の中のプロセスが良く理解できました」「すごい的確。まさにそうですね。依存症の方は、本当は優しいし、思いやりもある」「依存症と犯罪は別です。全ての依存症者が犯罪を犯すのですか？」などと、さまざまなコメントが寄せられている。