タレントの指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・≠ME（ノットイコールミー）が7日、公式サイトを更新し、メンバー・本田珠由記（ほんだ・みゆき、20）への誹謗中傷の投稿を行った人との間で、2月28日に示談が成立したことを報告した。

　本田をめぐっては、SNS上でファンと私的に交流していたり、本田が紹介した人物と私的な交流をしているメンバーがいるかのように誤認させる内容の投稿がなされているとし、これらは「全くの事実無根である」と昨年12月21日に公式サイトで伝えていた。

　この日、運営事務局は「2023年12月21日付お知らせ『本田珠由記に関する誹謗中傷について』にてご報告した通り、≠ME所属の本田珠由記に関する誹謗中傷の投稿（以下『本件投稿』といいます。）が確認されておりますが、この度、該当メンバー及び弊社は、代理人弁護士を通じて、本件投稿を行った人物（以下『本件投稿者』といいます。）との間で、2月28日に示談が成立しましたので、ご報告申し上げます」と説明。

　「弊社が上記のお知らせを掲出した後、本件投稿者が弁護士を通じて名乗り出るとともに、同人より本件投稿が虚偽であることを認める旨の謝罪文の提出及び示談の申入れがありました」とし、「本件投稿の内容は、該当メンバーのアイドル活動に支障を来すものであり、また、その態様についても悪質ですから、メンバー本人の権利を著しく侵害するとともに、弊社の正常な業務をも妨害するものであるため、本来であれば、示談をすることは難しいものと思われます」とした。

　しかし、この投稿者が≠ME側の要請に応じる意思を速やかに示したため「該当メンバーと弊社は、十分に協議し、本件投稿者に対して寛大な措置を講じることとし、示談することにいたしました。皆様におかれましては、インターネット上で情報を発信される際には、情報発信前に、ご自身を含め誰か悲しむ人がいないか、誰か迷惑をかける人がいないか、今一度ご再考ください」と記した。

　「本件投稿者においても本件投稿後すぐ、自身の軽率な投稿について大変後悔しております。なお、本件投稿に関しては、前記の通り示談が成立しておりますので、本件投稿者に対する誹謗中傷等の過度な行為を行わないようにお願いいたします」と呼びかけた。