俳優の松本白鸚(81)が2023年の演劇界の成果を顕彰する『第31回読売演劇大賞』で「芸術栄誉賞」を受賞し、27日に都内で行われた贈賞式に出席した。 ミュージカル『ラ・マンチャの男』(東宝)で半世紀以上主演し、歌舞伎にとどまらず、長年の演劇界への貢献が評価された。壇上でブロンズを受け取った後、スピーチをしたが、まずは能登半島地震の被災者に対しての思いを語った。 その後「私は『ラ・マンチャの男』というものをやりまして、初演が26歳でございました。いつの間にか50年以上経ってしまいました。ここにいらっしゃる方々のお1人お1人にお礼を言いたいと思います」と感謝を伝えた。最後は「青春の一幕でございました。いい思い出を作ってくださいました。ありがとうございます」としみじみと口にしていた。 読売演劇大賞は、演劇文化の振興のために1992年に創設。選考委員のノミネート、投票委員の投票という2段階を経て、作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門の年間最優秀賞を決定する。このほか、新人を顕彰する杉村春子賞や、長年の功績や優れた企画を顕彰する芸術栄誉賞が設けられている。
2024/02/27