俳優の福原遥、水上恒司、伊藤健太郎、出口夏希が5日、東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023年12月8日公開)のヒットを記念した舞台あいさつに登壇した。 本作は、戦時下に迷い込んだ女子高生・百合(福原)が特攻隊員の彰(水上)と出会い、戦争という大きな障壁に翻ろうされながら、人を愛すること、生きることの尊さを映し出していく、時を超えた愛が交差するラブストーリー。興行収入39億円、動員数300万人を突破する大ヒットとなった。公開から約2ヶ月となる現在、“追い花”(リピート観賞)する観客も続出しているという。 『祝大ヒット!追い花御礼舞台挨拶』と題された同イベントには、福原と水上、そして彰の仲間である特攻隊員・石丸役の伊藤と、石丸に恋心を抱く勤労学生・千代役を演じた出口の4人が登壇。劇中カップル2組の登場に、上映直後の客席からは割れんばかりの拍手が贈られた。 この日は関東甲信を中心に大雪となり、交通網にも影響が。福原は「みなさん本当に大変な中、お越しくださってありがとうございます。こんなに長くこの作品を愛していただけて、本当に幸せな気持ちでいっぱいです」とあいさつし、水上も「雪でお足元の悪い中、こんなにたくさんの方にお越しいただけて本当にうれしい」と喜んだ。 イベントでは、SNSで寄せられた質問をテーマとしたトークも展開され、キャスト陣は印象的だったシーンや撮影時の思い出などを明かした。さらに、バレンタインデーが目前ということで、水上から福原へ、伊藤から出口へ花束が贈られる場面もあった。 最後に水上は、「きょうは本当にありがとうございました。そしてここまでこの映画を応援してくださり、本当にありがとうございます」と改めて感謝。続けて「お台場はすぐに陸の孤島と化しますので、すぐに帰ってください!」と、ファンの帰路を気遣った。 福原も「すぐに帰ってください!」と水上に続き、「本当にこの作品をたくさんの方に愛していただけて、こんなにも舞台あいさつにも立たせていただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも応援よろしくお願いします」と笑顔で伝えた。