きのう28日に行われた格闘技『ONE 165：スーパーレックvs.武尊』（有明アリーナ）のメインイベントのONEキックボクシング・フライ級タイトルマッチで、王者スーパーレックのベルトに挑戦するも判定0−3で敗れた武尊が、激闘から一夜明けた29日にインスタグラムを更新し、改めて心境をつづった。

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　試合はスーパーレックがローキック、武尊がパンチで激しく責め合う一進一退の攻防を5ラウンドに渡って繰り広げたが、ヒザ蹴りを交えて打撃を的確にヒットさせたスーパーレックが判定3−0で勝利して防衛に成功。武尊は2022年6月の『THE MATCH 2022』での那須川天心戦以来の黒星となった。

　武尊は試合直後のリング上のインタビューで、この試合に向けて「今できる、 今の体でできる限界ギリギリところまでやりました」と振り返り、「今僕ができる限界がここまでです。もうこれ以上は僕は体作れません」と吐露していた。

　試合を終えた深夜に投稿したインスタグラムで、判定の瞬間の動画をアップした武尊は「応援してくれた皆様　本当にありがとうございました。　勝つ姿見せられなくて申し訳ない」とファンに謝罪。そして「でもこの数ヶ月やれることはやりきった」と充実感もにじませると、「会場に集まってくれた皆様、 PPVで見てくれた皆様　この大会に関わってくれた全ての皆様　本当にありがとうございました」と改めて感謝した。

　また、ストーリーズではスーパーレックの強烈なローキックを多数被弾し、紫に変色した自身の左足の写真も公開。その威力を物語っている。