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鈴村健一『SEED FREEDOM』で「素直なシン・アスカと出会えた」 改めて役にほれ直す

 映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公開記念舞台あいさつが28日、都内で開催された。

映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)西川貴教、森崎ウィン、田中理恵、保志総一朗、石田彰、上坂すみれ、福田己津央監督 (C)ORICON NewS inc.

映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)西川貴教、森崎ウィン、田中理恵、保志総一朗、石田彰、上坂すみれ、福田己津央監督 (C)ORICON NewS inc.

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 主要キャストがそろう中、この日はスケジュールの都合で参加できなかったシン・アスカ役の鈴村健一からはメッセージが。「劇場にお越しの皆様へ。こんにちは。シン・アスカ役の鈴村健一です。本日は劇場にお越しいただき誠にありがとうございます。出演者の方々がたくさんいる中、お時間をいただきまして感謝しております。少しだけ語らせてください(笑)」と切り出すと「僕がシン・アスカという役に出会ったのは、29歳というかなり遅めの青春真っただ中でした。あの日々を思い出すと、若さゆえの試行錯誤と成長への渇望が交錯していたことを思い出します。シン・アスカと同じく、僕自身もまた、もがきながらなんとかして歩みを前に進めていた、そんな日々でした」と振り返った。

 続けて「シン・アスカというキャラクターは、戦争によって多くを失い、心に傷を負った少年です。周りに当たり散らす。激情を持った少年。時にわがままに見えたり、人の話を聞かないその姿にイラつきを覚えた人もいたかもしれません。しかし、今思えば、とても等身大の少年の当たり前の心の動きだったように思います。彼の本来の人間性、素直さや明るさを僕が表現できていれば、シンをもっともっと魅力的な少年にしてあげられたかもしれません。もちろん、あの頃の自分にできることは精いっぱいやっていたつもりですし、あの頃にしか出せない空気感もあったと思います」とシンというキャラクター像、役への思いを語る。そして「作品の収録が終わった後も『今ならまた違う視点やアプローチで、彼を演じることができるかもしれない』と、ふと頭によぎる瞬間も何度かありました」と述懐しながら「時を経て、またシン・アスカと向き合う時が来ました。今回の劇場版では、監督たちの導きにより、あの戦いの別の場所できっと見せてくれていた素直なシン・アスカと出会えたと思っています。こんなに素直でかわいい子だったんだと、改めて僕もほれ直しました(笑)。そんなシン・アスカの姿をぜひ皆様の目で確かめていただければ幸いです」とメッセージを送る。

 最後は「今回の劇場版は、あの頃の『SEED』の空気感を感じさせてくれます。あの時代を経験した人たちは、もしかしたらあの時とダイレクトに時間がつながった感覚すらあるのかもしれない。そんな心地よさがあると思っています。きっと期待に応えてくれます。胸を躍らせて、その瞬間をお待ちください」と呼びかけていた。

 舞台あいさつには、保志総一朗田中理恵石田彰上坂すみれ森崎ウィン西川貴教福田己津央監督が参加した。

 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。

 シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開される。

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