俳優の福士蒼汰が主演する、ABC・テレビ朝日系ドラマ『アイのない恋人たち』（毎週日曜　後10：00）が、21日に放送スタートした。そして22日、東京メトロ表参道駅に、ワケありアラサー7人の“マッチングアプリ風”プロフィールが登場し、話題を集めている。

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　28日までの1週間、東京メトロ表参道駅中央B口付近に『アイのない恋人たち』のBIG広告が掲出。キャラクター7人のプロフィール風の写真や紹介コメントがずらり。そして「愛なんて、欲しいに決まってる。」とアピールしている。

　同作は、脚本家・遊川和彦氏によるオリジナル作品で、2024年の東京に生きる不器用で不恰好なアラサー男女7人の恋愛群像を描く。

　物語をおりなすのは、売れない脚本家・久米真和（福士）、脱サラしブックカフェを経営する今村絵里加（岡崎紗絵）をはじめ、真和と高校の同級生の淵上多聞（本郷奏多）と郷雄馬（前田公輝）、絵里加の営むブックカフェの客・冨田栞（成海璃子）と近藤奈美（深川麻衣）、真和の高校時代の元カノ・稲葉愛（佐々木希）の7人。

　第1話では、真和と絵里加がマッチングアプリを通じて出会った。真和は無精ひげをはやし、アプリで出会った適当な相手と3回関係を持ったら連絡を断つドライな性格。一方の絵里加は、眼鏡で化粧っ気がなく、男性経験もなしで、一生独身の人生を受け入れようとしていた。

　また、かつて学校のマドンナだったが現在はクラブで働き、酔いつぶれる愛など、他のキャラクターも描写され、それぞれ恋愛に対し一筋縄ではいかない性格が明らかになった。

　表参道駅の広告では、7人がアプリ上で自分をどう見せたいかがあらわに。真和は「映画や本が好きなので、同じ趣味や気の合う人と出逢えたらと思っています」、絵里加は「本が好きで、ブックカフェを経営しています。趣味の合う方とゆっくりお話したいです」とつづり、マッチングを予感させる。

　男性陣の多聞はキリッとした表情、前田はアクティブなポーズ。女性側の栞はハツラツと働く姿、深川は生活感あふれる様子、そして愛はピースサインで「ひとりでいることが多くて寂しいので、癒やしてくれる人を探しています！いつでも連絡ください」とハートマークを添えた。

　広告内にあるQRコードを読み込むと、番組公式インスタグラムに遷移し、特別企画に参加できる。

■第2話あらすじ

真和に、連続ドラマの脚本を代理で書くチャンスが急きょ巡ってくる。成功への足がかりをつかみたい真和は、合コンの一件で落ち着きをなくしている雄馬と多聞を横目に、全力で執筆に打ち込もうとする。しかし、絵里加に言われた、「あんたに、人を幸せにする脚本なんか絶対書けないから！」の言葉が頭から離れず、いくら意気込んでもまったく書けない状態に陥ってしまう。

一方、絵里加は、真和に言い過ぎたことを後悔しつつも、自分からコンタクトを取る気にはなれず、ため息混じりの日々を送っていた。奈美と栞（は、そんな絵里加の様子を気にかけるが、2人にも憂うつな出来事が起こり…。

その後も真和の執筆は一向に捗らず、事情を知った愛から「女の呪い」と揶揄される絶望的な状況が続く。そして迎えた締め切り前夜。1行も書けないまま、愛から強引な呼び出しを受けた真和は、半ば投げやりな気持ちで出かけていくが…。