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太田光、松本人志からの被害訴えた人へ「自分を責める必要はまったくない」 松本への思いも含めて5分間熱弁【ほぼ全文掲載】

 お笑いコンビ・爆笑問題太田光が、14日放送のTBS系『サンデー・ジャポン』(毎週日曜 前9:54)に生出演。活動休止を発表したダウンタウン松本人志について、約5分間にわたって言及した。太田の文脈を踏まえたニュアンスを紹介するために、ほぼ全文を掲載する。

(左から)松本人志、太田光 (C)ORICON NewS inc.

(左から)松本人志、太田光 (C)ORICON NewS inc.

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 松本をめぐっては、昨年12月26日配信の「文春オンライン」、27日発売の「週刊文春」で、2015年に松本とスピードワゴン・小沢一敬らが飲み会を開き、女性に性的な行為を迫ったなどと伝えた。これに対し、吉本興業は「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」「法的措置を検討していく予定です」などと声明を発し、文春側は「記事には自信がある」としていた。

 また、吉本興業は8日、松本が裁判に注力するため活動を休止することを発表。「このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました」としている。

 松本と太田との“過去の因縁”について、水道橋博士の著書などで伝えられており、長らく共演がなかったが、2021年のフジテレビ系『FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜』で生共演。松本と太田がお互いに膠着した間合いを取り合って、太田が「共演NG!ネットが荒れるって言うから、入ってきた」と自らネタに。「今の何点でしょうか?」とボケを重ねていった。

 松本が「わからない。ここの奥さん(太田光代)が僕のツイッターをフォローしている。意味がわからなくて、なんか遠回しに威嚇してんのかな」とボケを交えて返すと、太田が「威嚇したのはそっちでしょう(笑)。ハハハ」と見事な切り返し。岡村隆史から「田中さん、しっかりしてください」との声が飛ぶも、太田は松本とナイナイとの因縁を持ち出すなど、大暴れとなった。

 松本の報道後、今月1日放送のフジテレビ系『新春!爆笑ヒットパレード2024』の大トリで漫才を披露した太田は、漫才の冒頭で叫ぶ「助けてくれー!」をいつも通りに放ちながら「今の吉本興業の叫びです」とニヤリ。田中裕二からツッコミを受けるも、同じスタジオでネタを見ている吉本興業所属の芸人たちに「どんよりするな!助けてやれ!」と呼びかけた。ネタ後のトークでも太田は止まらず、カメラ目線で「松ちゃん、元気?一緒にお笑いやろうよ!…これからも」と笑顔で話し、田中から猛烈なツッコミを受けていた。さらに9日深夜放送のTBSラジオ『火曜JUNK爆笑問題カーボーイ』でも、太田が自身の見解を口にしていた。

■太田光のコメントほぼ全文
なかなか言いにくい話ですけど、ようはさっきから言っているのは、法律的に性加害があったかどうかっていうことで、今の時点で吉本興業はまだ告訴はしてないんですよね。僕が思うのは、これはちょっと法律云々とは、また別の話として。被害を訴えている彼女たちの話がもしあったとして「もともと警察行けばいいじゃないか」とか、いろんなのが出てくるけれども、いわゆる加害にまで及んでないかもしれない、刑事事件として告訴できないかもしれないと思って…警察沙汰にするって、すごく勇気がいるからね。ましてや自分も芸能人の卵で、まず今世間で言われていることは、まずは自分(被害を訴えている人)が自分に対して責めたと思うんですよね。もしそういうことがあった仮定して…ですよ。これが警察に訴えたとしても、事件化できないかもしれないっていう程度の、いわゆる人間としての人格を否定されたようなことがあとから思ったとしたら、よくよく考えたらそれがそうだと思ったとすれば、その人たちはやっぱり、そこ(被害を受けたと感じた時点)でできなかったことを責めるべきではないと思うし。最初に思うのはそこなんですよ。それがずっと何年もそんなことがあれば、忘れられない事実としてあって。でも、世の中の正義っていうのがそこと自分が思っているところと違う方に進んでいるとしたら、言い出せなかったっていうことがあったと思って。

個人として、これがあったか・ないかっていうのではなくて、やっぱり人って自分を一番守る必要があると思うし。だから、今訴えている人たちがいろんなことを言われているけども、その時点で警察に言えなかったっていう自分を責める必要はまったくないし、あとから理不尽だと思ったとしたら、それはやっぱり理不尽なんだよ。だから、それはあそこで言うべきだった、なんでその場しのぎの対応をしてしまったのかとか、いろんなことを思う、それを自分が真っ先に思うだろうから、それ思う必要はまったくないと思う。

一方で、松本さんがこれだけシリアスな状況になって、笑いにしにくい状況は当然だし、活動休止していく中で、やっぱり松本さんも自分を守るべきだと思う。あの人にとって、オレはわかんないよ、仲悪いし。だけど、あの人にとって一番重要なのが笑いだとするのなら、あの人が今まで…こういう状況になって、どんどん追い詰められていますよね、世間的に。いろんな人から…弱者と強者ってものすごいスピードで、今入れ替わるから。いろんな人からいろんなことを言われる可能性もあるけれども、もし松本さんが、自分の今までの態度やなんかを、例えば玉座に座っていた王様が転げ落ちるという物語を、自分が面白いと思えるように作れるとするのであれば、その笑いこそが松本さんを救えると思うし。オレは、そういう意味でいうと、松本さんは笑いのすぐとなりにいると思う。そういう意味では、松本さんのファンの人たちも傷ついていると思うし、そういう意味では、キレイごとを言うようだけど、誰もが自分を一番守る権利があると思う。法的に云々はわからないけど。

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  1. 1. 太田光、松本人志からの被害訴えた人へ「自分を責める必要はまったくない」 松本への思いも含めて5分間熱弁【ほぼ全文掲載】
  2. 2. 太田光、松本人志騒動へ思い熱弁 報じられた芸人たちへ「大げさに言うと、生きるか死ぬかだよ」【ほぼ全文掲載】

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