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EXIT兼近大樹、陰謀論を信じるきっかけ議論「想像力が欠如」 漫才も信ぴょう性が問われる

 お笑いコンビ・EXIT兼近大樹が、11日放送のABEMAのニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月〜金 後9:00〜後11:00※生放送)に出演。子どもがネット上のデマや陰謀論を信じてしまい、苦悩する親の声を紹介し、デジタル時代に、子どもに見せたくない情報との距離感を考えた。

ABEMAのニュース番組『ABEMA Prime』に出演したEXIT・兼近大樹(C)AbemaTV,Inc.

ABEMAのニュース番組『ABEMA Prime』に出演したEXIT・兼近大樹(C)AbemaTV,Inc.

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 番組MCを務める兼近は「ネットを全部制限しても、友達から聞いた話を信じる可能性もある。子どもが自主的にネットで調べて学ぶ機会を奪うことにもなる」とコメント。「例えば、『人工地震が起きた?』と聞かれた時に、『そのエネルギーはどう生み出されたのかを一緒に考えよう』という対話ができたらいいけど、大半の親はできないと思う。そもそも大人だってすぐに信じてしまう。対話をしないから、現実的な思考力が低下し、自分の信じたい情報だけをひたすら発信してしまう」と持論を展開した。

 また、陰謀論が広まる背景について、兼近は「僕の世代でも『鶏肉ってなんの肉だっけ?』という人が実際にいた。これまで知らなくても生活できたということは、簡単な物ごとや仕組みを自分で考えなくてもいいような利便性を享受している証拠。この環境によって想像力が欠如して、自分の想像を超えることを言われると、『この話は本当なんだ』と信じてしまうのでは?」と推測した。

 慶應義塾大学の特任准教授でプロデューサーの若新雄純氏が「最近は事実かどうかにとらわれすぎて、子どもたちがワクワクするようなファンタジーを作れなくなった。だから、興味をそそられる陰謀論に魅了されているのでは?」とコメントすると、兼近は「漫才やコントの設定について『この話はウソ?ホント?』と見る人はいないと思っていたけど、『絶対ウソだろ』と言ってくる人がいた。エンタメを仕事にしている人間としては、“悪意のないファンタジー”を楽しむことを忘れてほしくない」と語った上で、「それを楽しむためには、自然科学や物理の正しい知識を得ることが大前提。改めて勉強は必要だと思った」と語った。
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