俳優・歌手の松平健とものまねタレントのコロッケが2月12日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテル セルリアンタワーボールルームで『松平健＆コロッケ★エンタメ魂 バレンタイン Specialショー』を開催する。同イベントに向けた写真撮影と取材会を10日、都内スタジオで行った。

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　フォトグラファーのレスリー・キー氏との撮影後に行われた取材会では、松平が「コロッケさんはものまねを、私は私で歌を中心にお届けします」と明かし、コロッケは「テレビでは観たことがない松平健さんが観られるコンサート、ディナーショーだと思っていただければ。ものまねのところは私が全部やりますけれども、2人で歌うところもある」と見どころをアピールした。

　芸能生活50年を迎える松平と、芸歴44年のものまね王・コロッケの共演はこれまでにもあったものの、ダブルネームでの食事付きジョイントショーという形は初。取材中には、記者から松平がものまねに挑戦する可能性を問われる場面もあり、苦笑いを浮かべる松平にコロッケは「やりたくないなっていうときにやっても意味がない」と助け舟を出しつつ、「でも、なにか覚えたいなと、もし気持ちが動いたら特訓しますから（笑）」と指導役に立候補した。

　自身のレパートリーについて聞かれると、「最近は阿部寛さん。日曜劇場『VIVANT』で、阿部さんと堺（雅人）さんが会うシーンがあるんですけど、その途中でなにを言っているのか聞き取れなくなるというネタをよくやっている」と言い、「これが営業でやると結構ウケるんです」と豪快に笑った。

　このほか「『鬼滅の刃』の配役をすべて替えてやるネタとか…」と切り出し、「竈門炭治郎が平野紫耀くん、禰豆子がYOU、冨岡義勇が福山雅治さん、鬼舞辻無惨が武田鉄矢さんで、家来を出川哲朗でやる」と、持ちネタを総動員させるネタも候補として挙げるが、「鬼滅のファンの方から結構怒られました（笑）。『意味がわかりません。やる必要があるんですか？』と。すみません、やる必要がないことを44年間やっております…」と笑いを誘った。

　そして「今回のイベントでは自分のコーナーがありますから、そんな風にいろいろな方のネタや新しいネタもやれたら良いなと思います」と意気込んだ。

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