アニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(26日公開)の公開直前記念・完成会見イベントが10日に開催され、声優の保志総一朗、田中理恵、福田己津央監督が出席した。 『ガンダムSEED』物語のスタート時、石田彰演じるアスラン・ザラと田中演じるラクス・クラインは婚約していた。それが、8話でラクスは保志演じるキラ・ヤマトと運命的な出会いを果たす。その後、ラクスはキラを導く存在となった。福田監督は「心が通い会うという意味では、この時にラクスの心はキラに行っていました。キラに会った8話の時点で、もうキラのことが大好きになっている」と20年越しに衝撃の事実が明かされ、保志も「そんなに早かったんですか」と目が点になった。 田中が「アスランが婚約者…」と事実関係を確認すると、福田監督は「アスランは11話で完全に。早いです。ちょっとしたリアクションで表現している。ラクスが手を差し出した時に、ふっと避けちゃうんです。ああいうプライドの高さ。それに対してラクスが『は?この男、何?』となる。結構、ラクスは黒いところがある。キラは来る者拒まずで、やっちゃってるんで」と決定的瞬間を証言。田中は「そんなふうに思っていたんですね」と苦笑いを浮かべていた。
2024/01/10