俳優の門脇麦が主演を務める、日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』（1月21日スタート、毎週日曜　後10：30〜）の本編映像が1日、公開された。

　今作は、玉田真也氏が脚本を務めるオリジナル作品。生きづらさを抱えた登場人物たちの心温まるヒューマンドラマであり、自閉スペクトラム症の料理人・八重森ありす（門脇）の家族や出生の秘密と深く関わる事件の謎を解き明かすミステリーの側面もある。みんなが「もっと要領よく、うまく、生きていけたらいいのに」という思いを抱えながら、明るく互いを支え合い、温かい言葉とご飯で絆を結ぶ物語。少し切なくて優しい新時代のハートフル・ミステリーを届ける。

　今回、同局ドラマ公式YouTubeチャンネル、番組公式SNS（X、インスタグラム、TikTok）で公開された30秒の本編PR映像は、ありすの「料理は化学です ！」というセリフから始まる。明るい厨房に色鮮やかな料理、個性豊かな登場人物たち。ありすの父親でゲイの大学教授・八重森心護（大森南朋）の明るくお茶目な一面や、ありすの親友で元ヤンの妊婦・三ツ沢和紗（前田敦子）の威勢の良さが垣間見られる。

　そして、和紗に「不審者！」と恫喝されるのは、バイト希望で店にやってきた謎の青年・酒江倖生（永瀬廉）。倖生が、ありすの作る“やさしいごはん”に、思わず涙を浮かべるシーンもある。

　さらに、炎の中、飛んでいくうざきのぬいぐるみと、泣いている少女の姿も映し出される。ありすの過去にまつわる事件の映像も初公開。ありすとその家族には、一体何があったのか。