世界文化ホールディングスは22日、『PriPriパレット 2024年2・3月号』を発売。「“発達障害”と決めつけていない？」「困り方に困っている子」など、子どもの特性を理解する特集を掲載した。

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　同号は子どもの行動について、「すぐにイライラする、集団の活動が苦手などの一面だけを見て、『発達障害では？』と決めつけていませんか？」と問いかける内容。愛着の問題や生活習慣、慣れない状況への不安など、実は他の要因が含まれていることもあると指摘し、多角的に子どもを捉えるためのヒントを紹介する。

　また「困っている様子」が見受けられるのに、手を差し伸べると「大丈夫」と答えてしまう子どもについては、生きていくうえで欠かせない「助けを求める力＝援助要請スキル」について学び、育ちにつなげる工夫も紹介する。

　さらに就学や進級の時期が近づくにあたって、「引き継ぎはとても重要」と解説。どのように書けば、特性が伝わり、ひと続きの支援となるのかなど、引き継ぎ書類の書き方についても解説している。

　同誌は保育業界に向けて、発達障害など「困った」を抱える子のための保育情報誌。季節や行事に合わせて、「今」知りたい情報を、写真やイラストをたっぷりに、わかりやすく届ける。障害理解、視覚支援、保護者支援など、多岐にわたるテーマを網羅しており、毎号、コピーやダウンロードして使える「絵カード」などの支援ツール、めいろ・ぬりえ・パズルなどのあそび素材が付く。