動画配信サービス「Netflix」であす22日より独占配信開始となる『REBEL MOON − パート1：炎の子』より、主人公コラ（演：ソフィア・ブテラ）が屈強な男たちにたった一人で立ち向かい圧倒的な力を魅せる本編映像が解禁となった。ダイナミックでスピーディー、そして興奮を倍増させるスローモーションの多用は、ザック・スナイダー節ともいえる得意技。彼らしさが存分に詰め込まれた圧巻のアクションシーンを堪能できる。

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　本作は、ザック・スナイダーが20年以上構想し監督・脚本・製作・原案を務める、黒澤明監督の名作『七人の侍』からインスパイアを受け創造した、壮大な銀河を舞台にしたSFスペクタクル巨編。全てを支配する銀河の帝国“マザーワールド”と、巨悪にリベンジを誓った主人公コラの元へ集うアウトロー集団〈チーム・レベルズ〉の戦いを描く。

　解禁となったのは、とある暗い過去を抱えて生きるコラが、自分を受け入れてくれた大切な村の人たちを守るために、自らを奮い立たせて立ち上がるきっかけとなる序盤の見せ場の一つ。

　ある日、惑星の片隅の平和な村に帝国の刺客が現れ、侵略を開始。解禁された本編映像では、村人を蹂躙（じゅうりん）しようと迫る“マザーワールド”の兵士たちを、コラが斧・銃・ナイフ、そして鍛え上げた己の肉体を駆使して、次々とせん滅していく。

　敵の攻撃を交わして強烈なカウンターを食らわせたと思えば、敵の銃を奪い、まるで舞のような動きを魅せながら相手をなぎ倒していく。複数の敵に同時に襲われても俊敏な体術と観察眼でその攻撃を交わし、冷静に、そして確実に敵をキルしていく。

　主人公のコラの戦闘能力の高さは、切り出された1分間の本編映像でも明らかだが、“正義”を掲げるヒーローのような輝きはない。愁いを帯びた表情からは、彼女の奥にある闇の深さと、根っこにある心の優しさを感じさせる。

　ソフィア・ブテラは「コラには深く共感できる部分がたくさんあるんです。コラが抱く恐怖や、故郷のように感じる場所を守ろうとする気持ちも、どこから来るのかよくわかるんです」と、あくまでも“ただの人間”であり、ひとりの“反乱者”であるコラの魅力を語っている。

　このあとコラは村のために立ち上がり、惑星を巡りながら共に戦う戦士〈レベルズ〉を探す仲間集めの旅へ出る。彼女が出会うのは、顔色ひとつ変えずに復讐心を燃やす二刀流使い・ネメシス、金でしか動かないクールな宇宙船パイロット・カイら、団結とは無縁なアウトローたち。対するは冷酷非道で人間味ゼロの“マザーワールド”の提督ノーブル。果たして寄せ集めの〈チーム・レベルズ〉は悪の帝国へリベンジできるのか。

　スナイダー監督は「私は逆境に立たされた人たちの物語にひかれます。苦境にあっても、主人公たちは絶対にあきらめず、敵を倒すために工夫を凝らし、すべてを賭して戦いに挑むのです」とコメント。コラの成長譚も見どころの一つだ。

　なお、本作は2部構成で、後編『REBEL MOON − パート2：傷跡を刻む者』は、来年（2024年）4月19日配信予定。

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