俳優の門脇麦が主演を務める、日本テレビ系日曜ドラマ『厨房のありす』（来年1月21日スタート、毎週日曜　後10：30〜）の新キャストが発表され、北大路欣也、大東駿介、萩原聖人、皆川猿時が出演することが決定した。

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　今作は、玉田真也氏が脚本を務めるオリジナル作品。生きづらさを抱えた登場人物たちの心温まるヒューマンドラマであり、自閉スペクトラム症の料理人・八重森ありす（門脇）の家族や出生の秘密と深く関わる事件の謎を解き明かすミステリーの側面もある。みんなが「もっと要領よく、うまく、生きていけたらいいのに」という思いを抱えながら、明るく互いを支え合い、温かい言葉とご飯で絆を結ぶ物語。少し切なくて優しい新時代のハートフル・ミステリーを届ける。

　北大路が演じるのは、五條蒔子（木村多江）の父であり、日本屈指の大手製薬会社「五條製薬」CEOの五條道隆。ドライで厳格な経営者として、老舗の大会社をとりまとめてきた。北大路は「ありすが自身を取り巻く環境に順応していこうと必死で生きる姿にとても共感しました。いろんな壁を乗り越えていってもらいたいと個人的に応援する気持ちです」と語り、「視聴者の方々にも共感を覚えていただけるのではないかと期待しております。 ぜひお楽しみください」と呼びかけた。

　萩原は、道隆の後継者・五條誠士を演じる。蒔子の夫で、愛妻家のスマートな実業家。萩原は「新しい年の始まりに、この作品に参加させてもらえることに感謝とともにとても興奮しております！誠士がどのように物語に絡んでくるのかは、まだまだ未知数ですが、誠実にそして楽しく演じられたらと思っています」と言い、「初めて出会う人たちや再会できる皆さん、そして見てくださる方々に愛してもらえるように頑張ります！」と意気込んだ。

　大東は三ツ沢和紗（前田敦子）の夫・三ツ沢金之助を演じる。和紗の実家「三ツ沢工務店」の大工で、和紗と同じくヤンチャだった過去をもつ、ちょっとおばかだが、子煩悩でまっすぐな男。大東は「お腹がすいたら食べるし、食べなきゃ死んじゃうから食べるんですが、『食事』ってただ食べる行為ではなくて、今の自分の体調や気分と向き合ったり、大切な人に作ったり作ってもらったりテーブルを囲んだり、想いを分かち合う時間のことなのかもなぁと『厨房のありす』の台本を読んで感じました」とコメント。「あすの食事がより豊かになるドラマになると思います」とアピールした。

　皆川は、和紗の父で工務店を営む三ツ沢定一郎を演じる。ありすと父の心護（大森南朋）を長年支えてきた、温厚で酒好きな好人物。「おいしい料理がたくさん登場するのでしょうね。ええ。怒られない程度につまみ食いしたいと思います」と冗談を交えつつ「私が演じる三ツ沢定一郎は、明るく牧歌的な飲んべぇで、最近は腰痛に悩まされているそうです。ええ。地でいけそうです（笑）」と伝えた。