原泰久の人気漫画を実写映画化した「キングダム」シリーズ第4作のタイトルが『キングダム 大将軍の帰還』に決定し、来年（2024年）7月12日に劇場公開されることが発表された。スーパーティザービジュアル＆映像、ストーリーも解禁。主人公・信（しん）役の山崎賢人（※崎＝たつさき）、王騎（おうき）役の大沢たかお、原作者の原、佐藤信介監督、松橋真三プロデューサーのコメントも到着した。

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　2019年公開『キングダム』、22年公開『キングダム２ 遥かなる大地へ』、そして、今年公開された『キングダム 運命の炎』と、3作品連続でその年に公開された邦画実写映画の中でNo.1（※12月12日時点）を記録し、シリーズ累計動員数1000万人を超える大ヒットシリーズとなった「キングダム」。今年9月に実施された大ヒット舞台あいさつで、シリーズを牽引する山崎、秦国王・エイ政役の吉沢亮から発表された最新作の詳細が明らかになった。

　最新作『キングダム 大将軍の帰還』では、前作『運命の炎』で信と王騎が隣国・趙（ちょう）との総力戦「馬陽の戦い」の続きが描かれる。監督は引き続き、佐藤信介が務める。

　天下の大将軍を目指す信、中華統一に挑む若き秦国王・エイ政、軍師見習いとして励む河了貂（かりょうてん）役の橋本環奈、飛信隊の副長として信とともに戦う羌（きょう）カイ役の清野菜名、秦国軍総大将として戦地に舞い戻り「馬陽の戦い」に挑む大将軍・王騎役の大沢らの続投も決定している。

　さらに今作では『運命の炎』が劇場公開されるまで存在が一切明かされず、その登場に見た者が震えた超豪華キャスト2人の猛威が秦軍を襲う。過去に王騎と馬陽の地で因縁の戦いを繰り広げた＜武神＞と呼ばれる最強の敵・ホウ煖（ほうけん／吉川晃司）、決して戦の場に姿を現さないが他の追随を許さない存在感で戦局を見守る謎多き軍師・李牧（りぼく／小栗旬）。そして、1作目で秦国王・エイ政と協定を結んだ山界一の武力を持つ美しき王・楊端和（ようたんわ／長澤まさみ）は北の地で衝撃の光景を目の当たりにする…。

　さらに前作で飛信隊を苦しめた万極（まんごく／山田裕貴）や、趙荘（ちょうそう／山本耕史）などの、強者たちも登場して、【秦vs趙】による国の存亡をかけた一世一代の戦いが繰り広げられる。

　解禁となったスーパーティザービジュアルは天下の大将軍・王騎を象徴する大きな矛が印象的。信が憧れる王騎の堂々たる出で立ちに思わず目を奪わる。その奥には大将軍のため、そして秦国のためと忠誠心を持ちながら戦う王騎軍の姿が。長い間、戦の前線から離れており、3作目『運命の炎』でついに戦地に降り立つも、総大将の責務である指揮を執る任務を全うし「静」を貫き通してきた伝説の大将軍・王騎が、最新作で動き出す。

　最新作のカットをちょい見せするスーパーティザー映像では、王騎からの命を受け、趙国の副将・馮忌（ふうき／片岡愛之助）の首を取る武功を上げた飛信隊。野営地での宴の最中、突然何者かの夜襲がかかる。飛信隊を守ろうとする隊長・信の前に現れたのは、巨大な体と尋常ならざる力で仲間たちをなぎ倒していく、ホウ煖の姿。【三大天（さんだいてん）※かつて中国全土に名を轟かせた最強武将。趙国を支える三人の大将軍】の一人であるホウ煖は、その身に神を宿す“武神（ぶしん）”と呼ばれる絶対的強者として信・羌カイら飛信隊の前に立ちはだかる。

　そして、王騎が指す「姿を現さぬ敵の大将」とは？河了貂らの前に静かに姿を現す李牧の正体は？ほかにも「夜の森の中で信を背負う尾到」「仮面をつけた謎の人物」「その瞬間を目にして息をのむ信」など、その先のシーンをいち早く観たくなる期待膨らむ映像となっている。

■山崎賢人のコメント
　キングダムシリーズ4作目の『キングダム 大将軍の帰還』が2024年7月12日に公開できることをすごくうれしく思います。4作目まで続いている作品の主演をやらせていただいてうれしいです。それは1作目からみなさんにこの作品を愛していただいているからです。 信は多くの仲間に支えられている隊長で自分自身も信と同じように多くのスタッフ、キャストに支えられています！ 『キングダム 大将軍の帰還』では1、2、3を超える熱さをお届けします！！！来年の夏は今年より熱い夏にしましょう！！！

■大沢たかおのコメント
　映画『キングダム 大将軍の帰還』。2018年に映画『キングダム』の撮影が始まってから本作を目指し、持てる限りの力と情熱を注ぎ、スタッフ・キャスト一丸となり皆で戦い続けてまいりました。その集大成となる『キングダム 大将軍の帰還』がついに2024年7月12日に公開となります。これまで映画『キングダム』を応援していただいたすべての皆さまに、そして原作ファンの皆さまに、こころを込めてお届けいたします。2024年最高に熱いキングダムの夏、ぜひ劇場でお会いしましょう。

■原作者・原泰久のコメント
　映画シリーズ第4弾『キングダム 大将軍の帰還』が、来年夏に公開となります！！ 前作『運命の炎』をご覧になった方は、すでに気になっているかと思いますが、いよいよ「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれます！おそらく邦画史上に残る大きな感動に包まれる映画だと思います。僕も編集前のラッシュで観た映像が忘れられません。2024年の夏まで、期待してお待ちください！！

■佐藤信介監督のコメント
　『キングダム 大将軍の帰還』が、2024年7月12日、公開となります。前作『運命の炎』によって放たれた新たな試練が、怒涛のクライマックスとなって駆け抜けます。そしてついに明かされる大将軍の秘められた戦い。まさに全編クライマックス。来年、夏、お楽しみください。

【松橋真三プロデューサー】
　今夏『運命の炎』で熱く涙した方々へ。そして、いよいよ日本を代表するこれだけの凄いシリーズになって『キングダム』の世界に触れないとまずいな、と思っているすべての方々へ。お待たせしました。

　今まで全てがすごい作品でしたが、それらを上回る最高傑作が生まれようとしています。どれだけ期待値を高く持っていただいても大丈夫だと保証します。そして、なぜ『大将軍の帰還』というサブタイトルなのか？それは、あえて言いません。映画のラストシーンまでご覧頂いたとき、その本当の意味がわかり、いまだかつてない感動と、熱い涙にむせぶことをお約束します。今夏、劇場の大スクリーンでお会いしましょう。完成までしばしお待ちください！

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