大みそかの『RIZIN.45』(さいたまスーパーアリーナ)で、フアン・アーチュレッタの持つRIZINバンタム級のベルトに挑戦する朝倉海。7月に一度は決定しながらも自身の負傷のため延期となった“仕切り直しの一戦”に向けて、この秋から海外の大規模ジム=メガジムを目指して生まれ変わった「JAPAN TOP TEAM(以下JTT)」で激しい練習に取り組んでいる。
ORICON NEWSでは、「ものすごくいい環境になっている」と早くもJTTに手応えを感じている海に、この2ヶ月で具体的に何が変わったのかを聞いてみた。さらにJTTの永続的発展を目指すジムオーナーの堀鉄平氏も参加し、“JTTのブランド化”という側面からも語ってもらった。堀氏が「BreakingDownの選手をJTTに所属させたい」と見据える狙いとは。
■朝倉海「海外のジムで練習してきたけど、JTTはそれ以上かもしれない」
大一番のアーチュレッタ戦に向けて日本国内のトップコーチはもちろん、海外からレスリングや打撃のコーチ、さらにはトレーニングパートナーも招聘し、万全の体制で「ファイトキャンプ(試合に向けた練習メニュー)」に励んでいる海。これまでにアメリカのメガジムで2度の修行を経験してきたが「本当にアメリカで練習をやっているような環境を日本でやれているし、もしかしたらそれ以上かもしれない。僕は英語を勉強していますが、アメリカでの練習ではコーチの言ってることを100%は吸収できていなかったと思います。でもJTTでは通訳の方がいてくれて、海外のコーチの言葉を日本語にしてくれるので、100%を吸収できている実感があります」とJTTでの練習に手応えを感じている。
「海外から2人のトレーニングパートナーが来てくれていて、外国人選手には日本人にない“地の組み力の強さ”があるんです。日本人との試合なら日本人との練習でいいけど、今回のアーチュレッタのように海外の強豪選手と戦うためには、普段からそういう選手と練習をする必要があります。だから、今後も海外からいろんなタイプの選手にこのジムに集まってほしいですね」
堀氏も「海外のメガジムはもちろんいい環境なんですけど、費用がかかるので行ける人は限られてしまう。海くんが言ったように言葉や食事の問題もあるし、家族の事情などもあるから、日本でも同じ環境を作りたいというのがJTTの狙いですから」と、計画通りのスタートに安堵の表情を見せた。
「コーチ陣の強化」を最優先課題としたJTTには、海外からのコーチだけではなく、立ち技格闘技「RISE」トーナメント王者の原口健飛も打撃コーチとして参加している。海は「僕もMMAでは打撃が得意な方なんですけど、打撃専門でやってる方は本当に細かい部分にいろんなテクニックがあって、まだまだ知らない技術があったので、とても勉強になっています」とトップファイターからの指導により、さらなる進化を実感している。
コーチや選手の発掘は海のほか所属選手たちが取り組み、堀氏が条件面の交渉や航空の手配など実務面でサポートしている。円安の影響などで海外から日本に人を招くには多額の費用がかかるが、それを支えているのはJTTのスポンサー費用だ。ジムに置かれたケージのポストやマットを広告枠として販売を募集したところ、即完売するほどの人気で、各方面からのJTTへの期待の高さを物語っている。
■ファイターが練習に専念するため、デジタル&リアルで“JTTブランド”の価値向上へ
スポンサー獲得のためには、JTTというブランドの価値を高めることが欠かせない。その一環として、JTTのYouTubeチャンネルを作りオリジナル番組の配信を計画している。堀氏は「そんな大げさな話じゃないんですけど(笑)」と前置きしながら、「RIZINのオリジナル動画『RIZIN CONFESSIONS』のJTT版を作って公開していく予定です。海くんの密着やジムの内側などここでしか見られない内容にして、メディアとしての価値を高めて、アクセスが集まる状態にしてスポンサーさんを紹介していく。ジムが永続するためにはジム自体が強いメディアを持たないといけないですから」と説明する。海も「強い選手やコーチを呼ぶにはお金がかかりますし、そこに協力してくれるスポンサーさんにメリットを届けたいと思っています」と言葉に力を込める。
さらに、デジタルな情報発信だけではなく、ファイターとファンのリアルな交流の場を作るプランも進行中。JTTの入るビルの上のフロアに来年から「JTTカフェ」をオープン(時期は最短で1月予定)し、ファイターが1日店長になるなどの定期的なイベントを開催していく予定で、日本で屈指の人気を誇る海も心待ちにしている。
「僕も何かしらやりますよ。SNSでの応援もうれしいですが、ファンの方と直接会って声をかけてもらったり、僕に会ったことで喜んでもらえると、すごくパワーをもらえるんです。そういう声を聞いて『勝たなきゃな』とか『もっと頑張ろう』ってすごく思えますし、そういう場ができるのが楽しみですね」
来年3月にはカフェの横にレストランもオープン予定。弁護士であり会社経営者であり投資家でもある堀氏の「ビジネスとして成り立たないとジムが続いていかない」という信念のもと、多角的にJTTをブランド化して価値を高めてスポンサーの協賛を集めることで、選手は優れたコーチとの練習に集中することができる。ファイターに専念できているこの環境について、海は「堀さんだからこそ成り立っていると思います。本当にありがたいですね」と素直に感謝を伝えた。
堀氏が先行投資をして充実させたこのJTTだが、海がUFCチャンピオンになったら無償で譲り渡すという約束があるという。堀氏が「YouTubeで言っちゃってるので、守らなきゃいけないんです(笑)。その前に私がちゃんと仕組みを作って、1番いい状態にしてから海くんにあげますよ」と改めて明言すると、海も「ありがとうございます!絶対にUFC王者になりますから。海外のコーチも『海をUFCチャンピオンにする』って言ってくれているので、絶対になります」と宣言した。
■BreakingDownから逸材を発掘し、JTT所属で磨いてプロMMAファイターを送り出す
最先端のメガジムとして、所属選手の海や兄の朝倉未来などがさらに強くなるための環境を作るだけではなく、JTTでは将来の日本格闘技界を担う新たな選手の発掘・育成も目指している。そこで堀氏が目をつけているのが、現在大人気の「1分間最強を決める」格闘技イベントのBreakingDownだ。出場選手はもちろん、オーディションに出ただけの人も一気にバズるほどの影響力となっているが、元々はJTTの前身である「トライフォース赤坂」で開催するアマチュア大会がルーツだった。堀氏が振り返る。
「最初はジムで開催するMMAのアマチュア大会で、いずれはDEEPさんやRIZINさん、さらには海外の大会に羽ばたくダイヤの原石みたいな選手を発掘するのがコンセプトでした。でも、まずは盛り上げることを優先してキックルールで時間は1分にして、バズらせてパイを広げてもらうことを目指したんです。未来くんたちが頑張ってくれた結果、今はすごく盛り上がっているけれど、飲食店を出したりTシャツを作ってお金を稼ぐ人が増えただけで、選手がMMAのプロを目指しているかと言ったらそこまでは至っていない。なので、当初のコンセプトに立ち返り、BreakingDownで活躍してMMAのプロを目指したい選手がいたらJTTに誘って、強い選手を育てていきます」
実際、BreakingDownで“勾配ニキ”として話題となった信原空が、海に弟子入りして修行に励み、約1年半でアマチュアDEEPに出場するほど成長した。また、朝倉未来チャレンジ2期生でBreakingDownで白星を重ねている安井飛馬もアマチュアDEEPに参戦している(2人とも9日のDEEPでそろって1ラウンドKO勝利)。今後もこういったファイターを増やし、JTT所属選手として育成を目指していく。
若い選手を指導していくことは、現役ファイターにもプラス面があると海は語る。「人に教えるには自分が100%理解していないとできないので、自分も改めてすごく考えるのでいい勉強になります。だから、僕は一般クラスにも時々参加して、会員さんに指導することもあるんですよ」。
プロの格闘技興行にとって、大会の注目を集めてチケットを販売することは重要なことであるが、BreakingDownで知名度を上げて影響力を持つことができれば、チケットセールスで興行に大きく貢献することもできる。コアな格闘技ファンからは否定的な意見も出るだろうが、現在の格闘技界においてこれが大舞台にたどり着くための有効な手段であることは、紛れもない事実でもある。最初は“話題性だけのイロモノ”“BreakingDownで人気なだけ”と見られても、そこを実力で覆すことができるかどうかは本人次第。かつては「アウトサイダー上がり」とプロ格闘家や関係者から格下と見なされながら、圧倒的な努力とポテンシャルで日本格闘技界のトップに上り詰めた朝倉兄弟のように、BreakingDownからJTTでの練習を経た“日本のトップファイター”が出てくるかもしれない。
なお、JTTではさらなる永続的発展を見据えて、キッズクラスの拡充にも力を入れる。現在は3歳から中学生まで20人ほどの生徒がいるが、堀氏のビジョンは「200人くらいの生徒にしたいですね」。東京のど真ん中の赤坂という場所は多数の地下鉄の駅からアクセスが良く、広々とした施設で人気ファイターから指導を受けることができる。海は「西谷(大成)くんやヒロヤくんがキッズクラスの指導をしていますし、僕も子どもが大好きなのでコーチをやってみたいですね」と笑顔を見せた。
■兄・未来の思いも背負って大みそかのリングへ「ベルトを持って帰ってきてジムに飾ります!」
最後に、改めて海に大みそか『RIZIN.45』のアーチュレッタ戦への意気込みを聞いた。
「仕上がりはめちゃめちゃイイので絶対にKOします。最近はRIZINで試合ができてないですけど、それもいいんじゃないですか。あんまり試合をやりすぎても価値がなくなるので。ただ、僕は絶対に面白い試合をするし、他の選手の3試合分くらいは満足させるので、期待してもらって大丈夫ですよ」
ともに戦ってきた兄の未来は、今年の大みそかは欠場となる。先月行われた『FIGHT CLUB』でのYA-MAN戦のKO負け、そして引退宣言(後に撤回)は日本中を騒がせ、海の「弟からみても最高にかっこいい漢だと思う」と未来への思いをつづったXのポストも大きな話題となった。大みそかの試合ではそんな兄の思いも背負って戦うのかと尋ねると、海は「もちろんあります」と即答。そして、これまで兄弟で戦ってきた思いを打ち明けた。
「僕ら兄弟2人がRIZINを盛り上げてきたけど、僕らはずっと勝ち続けてきたわけじゃなく、時に負けてきたし、そこから立ち上がって勝つ姿を見せてきたし、悪いときはどっちかが勝って2人で支え合ってきたと思っています。だから、今は僕が頑張るときです。兄貴はいま1人でいろんなものを抱えすぎてる気がするので、ちょっと休んでからまた頑張ってほしいですね。とりあえず、今回はJTTになって僕の初めての試合なので、ベルトを持って帰ってきて、このジムの目立つところに飾りますよ!」
環境面でもビジネス面でも日本にはなかったメガジムとして誕生したJTT。ORICON NEWSでは今後も定期的にJTTの進化をレポートしていく。
【朝倉海選手のサイングッズをORICON NEWS読者にプレゼント。詳細はORICON NEWS格闘技公式X(@oricon_fight)にて】
JAPAN TOP TEAMチャンネル
https://www.youtube.com/@JAPANTOPTEAM
JAPAN TOP TEAM Instagram
https://www.instagram.com/japan.top.team/
JTT CAFEやレストランなどスタッフ・社員の募集
https://t.co/PbRXb0Eh6w
JAPAN TOP TEAMファンクラブ
https://fancage.jp/
JAPAN TOP TEAM公式サイト
https://japan-tt.com
JAPAN TOP TEAMキッズクラス
https://kids.japan-tt.com
HORIJUKU株式会社
https://corp.horijuku.co.jp/
UMITO
https://umito.jp/
UMITO LIFE
https://life.umito.jp/
堀塾
https://horijuku.jp/
ORICON NEWSでは、「ものすごくいい環境になっている」と早くもJTTに手応えを感じている海に、この2ヶ月で具体的に何が変わったのかを聞いてみた。さらにJTTの永続的発展を目指すジムオーナーの堀鉄平氏も参加し、“JTTのブランド化”という側面からも語ってもらった。堀氏が「BreakingDownの選手をJTTに所属させたい」と見据える狙いとは。
■朝倉海「海外のジムで練習してきたけど、JTTはそれ以上かもしれない」
大一番のアーチュレッタ戦に向けて日本国内のトップコーチはもちろん、海外からレスリングや打撃のコーチ、さらにはトレーニングパートナーも招聘し、万全の体制で「ファイトキャンプ(試合に向けた練習メニュー)」に励んでいる海。これまでにアメリカのメガジムで2度の修行を経験してきたが「本当にアメリカで練習をやっているような環境を日本でやれているし、もしかしたらそれ以上かもしれない。僕は英語を勉強していますが、アメリカでの練習ではコーチの言ってることを100%は吸収できていなかったと思います。でもJTTでは通訳の方がいてくれて、海外のコーチの言葉を日本語にしてくれるので、100%を吸収できている実感があります」とJTTでの練習に手応えを感じている。
「海外から2人のトレーニングパートナーが来てくれていて、外国人選手には日本人にない“地の組み力の強さ”があるんです。日本人との試合なら日本人との練習でいいけど、今回のアーチュレッタのように海外の強豪選手と戦うためには、普段からそういう選手と練習をする必要があります。だから、今後も海外からいろんなタイプの選手にこのジムに集まってほしいですね」
堀氏も「海外のメガジムはもちろんいい環境なんですけど、費用がかかるので行ける人は限られてしまう。海くんが言ったように言葉や食事の問題もあるし、家族の事情などもあるから、日本でも同じ環境を作りたいというのがJTTの狙いですから」と、計画通りのスタートに安堵の表情を見せた。
「コーチ陣の強化」を最優先課題としたJTTには、海外からのコーチだけではなく、立ち技格闘技「RISE」トーナメント王者の原口健飛も打撃コーチとして参加している。海は「僕もMMAでは打撃が得意な方なんですけど、打撃専門でやってる方は本当に細かい部分にいろんなテクニックがあって、まだまだ知らない技術があったので、とても勉強になっています」とトップファイターからの指導により、さらなる進化を実感している。
コーチや選手の発掘は海のほか所属選手たちが取り組み、堀氏が条件面の交渉や航空の手配など実務面でサポートしている。円安の影響などで海外から日本に人を招くには多額の費用がかかるが、それを支えているのはJTTのスポンサー費用だ。ジムに置かれたケージのポストやマットを広告枠として販売を募集したところ、即完売するほどの人気で、各方面からのJTTへの期待の高さを物語っている。
■ファイターが練習に専念するため、デジタル&リアルで“JTTブランド”の価値向上へ
スポンサー獲得のためには、JTTというブランドの価値を高めることが欠かせない。その一環として、JTTのYouTubeチャンネルを作りオリジナル番組の配信を計画している。堀氏は「そんな大げさな話じゃないんですけど(笑)」と前置きしながら、「RIZINのオリジナル動画『RIZIN CONFESSIONS』のJTT版を作って公開していく予定です。海くんの密着やジムの内側などここでしか見られない内容にして、メディアとしての価値を高めて、アクセスが集まる状態にしてスポンサーさんを紹介していく。ジムが永続するためにはジム自体が強いメディアを持たないといけないですから」と説明する。海も「強い選手やコーチを呼ぶにはお金がかかりますし、そこに協力してくれるスポンサーさんにメリットを届けたいと思っています」と言葉に力を込める。
さらに、デジタルな情報発信だけではなく、ファイターとファンのリアルな交流の場を作るプランも進行中。JTTの入るビルの上のフロアに来年から「JTTカフェ」をオープン(時期は最短で1月予定)し、ファイターが1日店長になるなどの定期的なイベントを開催していく予定で、日本で屈指の人気を誇る海も心待ちにしている。
「僕も何かしらやりますよ。SNSでの応援もうれしいですが、ファンの方と直接会って声をかけてもらったり、僕に会ったことで喜んでもらえると、すごくパワーをもらえるんです。そういう声を聞いて『勝たなきゃな』とか『もっと頑張ろう』ってすごく思えますし、そういう場ができるのが楽しみですね」
来年3月にはカフェの横にレストランもオープン予定。弁護士であり会社経営者であり投資家でもある堀氏の「ビジネスとして成り立たないとジムが続いていかない」という信念のもと、多角的にJTTをブランド化して価値を高めてスポンサーの協賛を集めることで、選手は優れたコーチとの練習に集中することができる。ファイターに専念できているこの環境について、海は「堀さんだからこそ成り立っていると思います。本当にありがたいですね」と素直に感謝を伝えた。
堀氏が先行投資をして充実させたこのJTTだが、海がUFCチャンピオンになったら無償で譲り渡すという約束があるという。堀氏が「YouTubeで言っちゃってるので、守らなきゃいけないんです(笑)。その前に私がちゃんと仕組みを作って、1番いい状態にしてから海くんにあげますよ」と改めて明言すると、海も「ありがとうございます!絶対にUFC王者になりますから。海外のコーチも『海をUFCチャンピオンにする』って言ってくれているので、絶対になります」と宣言した。
■BreakingDownから逸材を発掘し、JTT所属で磨いてプロMMAファイターを送り出す
最先端のメガジムとして、所属選手の海や兄の朝倉未来などがさらに強くなるための環境を作るだけではなく、JTTでは将来の日本格闘技界を担う新たな選手の発掘・育成も目指している。そこで堀氏が目をつけているのが、現在大人気の「1分間最強を決める」格闘技イベントのBreakingDownだ。出場選手はもちろん、オーディションに出ただけの人も一気にバズるほどの影響力となっているが、元々はJTTの前身である「トライフォース赤坂」で開催するアマチュア大会がルーツだった。堀氏が振り返る。
「最初はジムで開催するMMAのアマチュア大会で、いずれはDEEPさんやRIZINさん、さらには海外の大会に羽ばたくダイヤの原石みたいな選手を発掘するのがコンセプトでした。でも、まずは盛り上げることを優先してキックルールで時間は1分にして、バズらせてパイを広げてもらうことを目指したんです。未来くんたちが頑張ってくれた結果、今はすごく盛り上がっているけれど、飲食店を出したりTシャツを作ってお金を稼ぐ人が増えただけで、選手がMMAのプロを目指しているかと言ったらそこまでは至っていない。なので、当初のコンセプトに立ち返り、BreakingDownで活躍してMMAのプロを目指したい選手がいたらJTTに誘って、強い選手を育てていきます」
実際、BreakingDownで“勾配ニキ”として話題となった信原空が、海に弟子入りして修行に励み、約1年半でアマチュアDEEPに出場するほど成長した。また、朝倉未来チャレンジ2期生でBreakingDownで白星を重ねている安井飛馬もアマチュアDEEPに参戦している(2人とも9日のDEEPでそろって1ラウンドKO勝利)。今後もこういったファイターを増やし、JTT所属選手として育成を目指していく。
若い選手を指導していくことは、現役ファイターにもプラス面があると海は語る。「人に教えるには自分が100%理解していないとできないので、自分も改めてすごく考えるのでいい勉強になります。だから、僕は一般クラスにも時々参加して、会員さんに指導することもあるんですよ」。
プロの格闘技興行にとって、大会の注目を集めてチケットを販売することは重要なことであるが、BreakingDownで知名度を上げて影響力を持つことができれば、チケットセールスで興行に大きく貢献することもできる。コアな格闘技ファンからは否定的な意見も出るだろうが、現在の格闘技界においてこれが大舞台にたどり着くための有効な手段であることは、紛れもない事実でもある。最初は“話題性だけのイロモノ”“BreakingDownで人気なだけ”と見られても、そこを実力で覆すことができるかどうかは本人次第。かつては「アウトサイダー上がり」とプロ格闘家や関係者から格下と見なされながら、圧倒的な努力とポテンシャルで日本格闘技界のトップに上り詰めた朝倉兄弟のように、BreakingDownからJTTでの練習を経た“日本のトップファイター”が出てくるかもしれない。
なお、JTTではさらなる永続的発展を見据えて、キッズクラスの拡充にも力を入れる。現在は3歳から中学生まで20人ほどの生徒がいるが、堀氏のビジョンは「200人くらいの生徒にしたいですね」。東京のど真ん中の赤坂という場所は多数の地下鉄の駅からアクセスが良く、広々とした施設で人気ファイターから指導を受けることができる。海は「西谷(大成)くんやヒロヤくんがキッズクラスの指導をしていますし、僕も子どもが大好きなのでコーチをやってみたいですね」と笑顔を見せた。
■兄・未来の思いも背負って大みそかのリングへ「ベルトを持って帰ってきてジムに飾ります!」
最後に、改めて海に大みそか『RIZIN.45』のアーチュレッタ戦への意気込みを聞いた。
「仕上がりはめちゃめちゃイイので絶対にKOします。最近はRIZINで試合ができてないですけど、それもいいんじゃないですか。あんまり試合をやりすぎても価値がなくなるので。ただ、僕は絶対に面白い試合をするし、他の選手の3試合分くらいは満足させるので、期待してもらって大丈夫ですよ」
ともに戦ってきた兄の未来は、今年の大みそかは欠場となる。先月行われた『FIGHT CLUB』でのYA-MAN戦のKO負け、そして引退宣言(後に撤回)は日本中を騒がせ、海の「弟からみても最高にかっこいい漢だと思う」と未来への思いをつづったXのポストも大きな話題となった。大みそかの試合ではそんな兄の思いも背負って戦うのかと尋ねると、海は「もちろんあります」と即答。そして、これまで兄弟で戦ってきた思いを打ち明けた。
「僕ら兄弟2人がRIZINを盛り上げてきたけど、僕らはずっと勝ち続けてきたわけじゃなく、時に負けてきたし、そこから立ち上がって勝つ姿を見せてきたし、悪いときはどっちかが勝って2人で支え合ってきたと思っています。だから、今は僕が頑張るときです。兄貴はいま1人でいろんなものを抱えすぎてる気がするので、ちょっと休んでからまた頑張ってほしいですね。とりあえず、今回はJTTになって僕の初めての試合なので、ベルトを持って帰ってきて、このジムの目立つところに飾りますよ!」
環境面でもビジネス面でも日本にはなかったメガジムとして誕生したJTT。ORICON NEWSでは今後も定期的にJTTの進化をレポートしていく。
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2023/12/13