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KADOKAWA、ジェンダー関する書籍「当事者の方を傷つけることに」 刊行中止にSNSではさまざまな声

 KADOKAWAは5日、来年1月24日に発売予定だった書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止すると発表した。

KADOKAWAが書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止すると発表

KADOKAWAが書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止すると発表

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 発表で刊行中止のいきさつについて、告知直後から多くの人から内容および刊行の是非について意見が集まったなかで、「ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになれば」と刊行を予定していたが、「タイトルやキャッチコピーの内容に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません」と謝罪した。

 同作は、米国で発行され、10ヶ国で翻訳された書籍の日本版。ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者を務めるアビゲイル・シュライアー氏が200人・50の家族にジェンダーをテーマに取材した内容で、紹介文には「ジェンダー医療を望む英国少女が10年で4400%増」「米国大学生の40%がLGBTQ」などが並ぶ。

 なお発表に合わせて、X(旧Twitter)の「KADOKAWA翻訳チーム」は、同アカウントによる該当書籍に関連した一連のポストと、寄せられたコメントに対する「いいね」を、同日午後8時半以降随時取り消すことも伝えた。

 SNSでは刊行中止の発表に対して、「この本によって救われる人もたくさんいるはず」「刊行中止はやり過ぎ」「これから多様性を目指す日本にとっては絶対に必要な本」「これが当たり前になればどうなるのか、紛れもなく『表現の自由』に関わる問題」など、さまざまな声が寄せられている。

【以下、コメント全文】

学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ

来年1月24日の発売を予定しておりました書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止いたします。

刊行の告知直後から、多くの方々より本書の内容および刊行の是非について様々なご意見を賜りました。
本書は、ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません。

皆様よりいただいたご意見のひとつひとつを真摯に受け止め、編集部としてこのテーマについて知見を積み重ねてまいります。
この度の件につきまして、重ねてお詫び申し上げます。

2023年12月5日
株式会社KADOKAWA
学芸ノンフィクション編集部

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