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芥川賞から約20年… 39歳・綿矢りさ氏、チャイナコーデ&中国語を披露 自身初のPV出演

 芥川賞作家の綿矢りさ氏(39)が、最新作『パッキパキ北京』(集英社刊)を書き下ろし、発売を記念したプロモーションビデオ(PV)が公開された。

綿矢りさ氏『パッキパキ北京』PVより

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 綿矢氏は、高校在学中だった2001年に『インストール』でデビューし、04年に『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞。その後もコンスタントに作品を発表し続け、きょう5日に小説『パッキパキ北京』が発売となった。

 20年超の小説家人生で初めて自らPVに出演し、ナレーションも担当した。

 6秒バージョン3篇(「小説家」篇、「中華料理」篇、「中国結び」篇)と、15秒バージョン1篇、そして綿矢氏が中国語に挑戦している特別篇の全5篇。

 実際に北京に住んで同作を書いた綿矢氏が、カラフルなチャイナコーデ姿となり、円卓で食事を楽しみ、中国語も披露するなど、生き生きとした動画に仕上がっている。

綿矢りさ氏『パッキパキ北京』PVより

綿矢りさ氏『パッキパキ北京』PVより

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■『パッキパキ北京』あらすじ

コロナ禍の北京に単身赴任中の夫から、一緒に暮らそうと乞われた菖蒲(アヤメ)。愛犬ペイペイを携えしぶしぶ中国に渡るが、「人生エンジョイ勢」を極める菖蒲、タダじゃ絶対に転ばない。過酷な隔離期間も難なくクリアし、現地の高級料理から超絶ローカルフードまで食べまくり、極寒のなか新春お祭り騒ぎ「春節」を堪能する。街のカオスすぎる交通事情の把握や、北京っ子たちの生態調査も欠かさない。これぞ、貪欲駐妻ライフ! 北京を誰よりもフラットに「視察」する菖蒲がたどり着く境地とは…。


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