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エリート裁判官が“逆転無罪”を連発、その真意に迫る ロス疑惑当時の裁判長TV初インタビューも

 きょう24日深夜放送のカンテレ『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』(深1:25〜2:25 ※関西ローカル)で、“逆転無罪”を連発した裁判官に異色の弁護士記者が迫る。

福崎伸一郎氏=24日放送『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』より(C)カンテレ

福崎伸一郎氏=24日放送『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』より(C)カンテレ

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 有罪率が99%を超える日本の刑事裁判において、特に珍しい二審での逆転無罪を連発した高等裁判長がいる。2017年7月に定年退官を迎えた福崎伸一郎元裁判官。最高裁判所の調査官を務めたこともある“エリート裁判官”で、15年12月に赴任した最後の職場・大阪高裁で1年半の間に7件もの逆転無罪を出した。

 当時、週刊誌でも取り上げられるなど話題となったが、福崎氏自身は何も語らず、その真意は今も謎のまま。退官直前に福崎氏が逆転無罪判決を連発したのは“告発”だったのか、それとも偶然の“巡り合わせ”に過ぎないのか。その真意にこそ「日本の刑事裁判を考えるヒントが隠されているのでは」と判決文を読み込み、関係者をたずね歩く。

判決主文「破棄無罪」=24日放送『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』より(C)カンテレ

判決主文「破棄無罪」=24日放送『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』より(C)カンテレ

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 上田大輔ディレクターは弁護士資格を持つ“記者兼弁護士”で、その専門知識をいかしてえん罪事件を中心に取材してきた。家族が離れ離れになるえん罪被害の全貌を描いた『ザ・ドキュメント 引き裂かれる家族〜検証・揺さぶられっ子症候群』(2023年7月放送)は、今年度上期のギャラクシー賞を受賞した。その原点には、痴漢えん罪を描いた映画『それでもボクはやってない』であぶり出された、“有罪推定”ともいえる日本の刑事裁判への疑問がある。

 福崎氏の素顔を知る1人として、『それでもボクはやってない』の監督・周防正行氏にも取材。そのほか、福崎が逆転無罪を出した事件の担当弁護士や、漫画『イチケイのカラス』のモデルにもなった伝説の元裁判官・木谷明氏らにも聞く。また福崎の“師”で、“ロス疑惑銃撃事件”で逆転無罪判決を出した裁判長・秋山規雄氏のテレビ初インタビューも収録した。

 いったい実際の福崎氏はどんな人物なのか。上田ディレクターはかつて2度にわたって取材を申し込んだが、返事はなかった。今度こそ本人にたどり着けるのか。はたして退官間際に逆転無罪を連発した福崎の真意とは。

 周防氏は「マスコミが、裁判所に深く切り込んでいくことはほぼない。それがずっと不満だった。今回のドキュメンタリーが、どこまで裁判官に迫れるのか注目している」と番組に期待を寄せる。

上田大輔ディレクター=24日放送『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』より(C)カンテレ

上田大輔ディレクター=24日放送『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』より(C)カンテレ

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 そして上田ディレクターは「逆転無罪が多いことがなぜこれほどまでに目立ってしまうのか。福崎さんの裁判官人生を通して、日本の刑事裁判が“疑わしきは罰せず”の原則が守られているのかを問いたいと思いました。皆様には、福崎さんの真意を追いかける私と一緒に考えていただきたいと思っています」と視聴者に呼びかける。

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  • 福崎伸一郎氏=24日放送『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』より(C)カンテレ
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  • 上田大輔ディレクター=24日放送『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』より(C)カンテレ
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