宝塚歌劇団は17日、宙組の東京宝塚劇場公演『PAGAD（パガド）』『Sky Fantasy！』について、初日の25日から12月14日まで公演を中止すると発表した。

　劇団の公式サイトで「宙組 東京宝塚劇場公演『PAGAD（パガド）』『Sky Fantasy！』は、11月25日（土）初日より12月14日（木）までの公演を中止させていただきます。ご観劇を心待ちにしておられたお客様には、大変ご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。12月7日の新人公演も中止とする。

　その上で「なお、12月15日（金）以降の公演実施につきましては、12月8日（金）中にご案内させていただきます」と伝えた。

　宝塚歌劇団をめぐっては、9月30日に劇団員が急逝し、宙組宝塚大劇場公演『PAGAD（パガド）』『SkyFantasy！』が11月5日まで全公演中止となった。大阪・梅田芸術劇場メインホールで12月21日・22日予定の『タカラヅカスペシャル2023』も中止が発表された。

　雪組の宝塚大劇場公演は11月30日まで中止となり、12月1日から実施するとしている。一方、宙組の東京宝塚劇場公演は11月25日から予定され、今月14日に劇団幹部が会見した際には、実施の意向を示していた。

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