『第13回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』(11月17〜19日・東京体育館)の開催記者会見が1日、東京・極真会館総本部代官山道場で行われた。会見には、国際空手道連盟 極真会館の松井章奎館長、日本代表監督を務める赤石誠氏のほか、出場選手23人が出席した。
同大会は、直接打撃制空手のパイオニアである極真会館が主催する世界大会。世界各国、各地域から選抜された男子166人、女子50人の選手が出場し、3日間にわたって体重無差別のトーナメント形式で争う。1975年の初開催から13回目を数える今年は、極真会館の創設者である大山倍達総裁の生誕100周年の記念大会となる。
松井館長は「大山倍達総裁の生誕100周年の記念大会となります」とファンに一層の声援を求め、選手たちに向けて「大会まであと2週間ほど。ここからは無理をせず、体調に気をつけて万全の状態で大会に臨んでほしい」と呼びかけた。
続けて「強豪国としては、相変わらずロシアが代表的だと思う」とし、「我々が選手だった頃は西側のアメリカ、イギリス、オランダといった国が強いと言われていたが、だんだんと東側諸国も力をつけてきたロシア、東欧、あるいはブラジルをはじめとした南米なども強豪と呼ばれるようになった」と分析。
今なお続くウクライナとロシアの情勢に触れ、「現在こういった状況で、ロシア圏とは現在なかなか技術的な交流が行えていないですが、交流が盛んだった頃には、ロシアからの影響でフランスやスペインあたりからもいい選手が出てきていた。このように、強豪と呼ばれるエリアが順繰りと回っているように思う」と私見を語った。
今大会にはロシアとウクライナ両国から選手が参加する。松井館長は「この大会は文化交流です。我々の活動指針の中には『世界の恒久的な平和の実現の一助にならんとす』という志もありますから、今こういう時だからこそ、文化的な交流が必要だ考えているんです。一種の平和的な交流の場にしたいという意識で、両国から招聘(しょうへい)するんです」と伝えた。
さらに「両国のスポーツ省からメールも届いていて、複雑な状況ゆえに個々の情緒、感情的な部分を考慮して、万が一何らかの問題が起きた時は善処してほしい』と」と明かし、万全の対策を講じることを約束した。
一方で「ハマスの問題もある」と切り出し、「イスラエルの選手、関係者はすべてキャンセルになった」と報告した松井館長。「中東の問題は、長い間みなさんがご存知の通りの状況が続いている」と憂いた。
続けて「アパルトヘイトが廃止されていない頃、南アフリカの選手団が来日したものの出場できないということもあった」と振り返り、「この数十年間、我々は武道団体として恒久平和を目指す活動してきましたし、実績もある。その方針は今後も変えるつもりはありません」とし、「国以前に、我々の団体の中で一つの仲間となり、そこで交流をしようじゃないかという位置づけにしています」と説明した。
そして「我々の大会に出るという以前に、日本政府がビザを発行しているという事実をご考慮いただきたい」と言い添えつつ、「お互いの立場の中でお互いに言い分があると思うが、全員に言えるのは、戦争に賛成する人はいないということ。そこに視点を合わせ、軸をブレさせずに活動を続けていきたい」と力を込めた。
同大会は、直接打撃制空手のパイオニアである極真会館が主催する世界大会。世界各国、各地域から選抜された男子166人、女子50人の選手が出場し、3日間にわたって体重無差別のトーナメント形式で争う。1975年の初開催から13回目を数える今年は、極真会館の創設者である大山倍達総裁の生誕100周年の記念大会となる。
続けて「強豪国としては、相変わらずロシアが代表的だと思う」とし、「我々が選手だった頃は西側のアメリカ、イギリス、オランダといった国が強いと言われていたが、だんだんと東側諸国も力をつけてきたロシア、東欧、あるいはブラジルをはじめとした南米なども強豪と呼ばれるようになった」と分析。
今なお続くウクライナとロシアの情勢に触れ、「現在こういった状況で、ロシア圏とは現在なかなか技術的な交流が行えていないですが、交流が盛んだった頃には、ロシアからの影響でフランスやスペインあたりからもいい選手が出てきていた。このように、強豪と呼ばれるエリアが順繰りと回っているように思う」と私見を語った。
今大会にはロシアとウクライナ両国から選手が参加する。松井館長は「この大会は文化交流です。我々の活動指針の中には『世界の恒久的な平和の実現の一助にならんとす』という志もありますから、今こういう時だからこそ、文化的な交流が必要だ考えているんです。一種の平和的な交流の場にしたいという意識で、両国から招聘(しょうへい)するんです」と伝えた。
さらに「両国のスポーツ省からメールも届いていて、複雑な状況ゆえに個々の情緒、感情的な部分を考慮して、万が一何らかの問題が起きた時は善処してほしい』と」と明かし、万全の対策を講じることを約束した。
一方で「ハマスの問題もある」と切り出し、「イスラエルの選手、関係者はすべてキャンセルになった」と報告した松井館長。「中東の問題は、長い間みなさんがご存知の通りの状況が続いている」と憂いた。
続けて「アパルトヘイトが廃止されていない頃、南アフリカの選手団が来日したものの出場できないということもあった」と振り返り、「この数十年間、我々は武道団体として恒久平和を目指す活動してきましたし、実績もある。その方針は今後も変えるつもりはありません」とし、「国以前に、我々の団体の中で一つの仲間となり、そこで交流をしようじゃないかという位置づけにしています」と説明した。
そして「我々の大会に出るという以前に、日本政府がビザを発行しているという事実をご考慮いただきたい」と言い添えつつ、「お互いの立場の中でお互いに言い分があると思うが、全員に言えるのは、戦争に賛成する人はいないということ。そこに視点を合わせ、軸をブレさせずに活動を続けていきたい」と力を込めた。
2023/11/01