愛知・岡崎市で28日、「岡崎城下家康公秋まつり」の「家康行列」が開催された。総勢約600人の隊列の最後を飾る「特別出演者列」として、NHK大河ドラマ『どうする家康』のキャスト４名が参加し、沿道の歓声を浴びた。

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　本多忠勝役の山田裕貴、榊原康政役の杉野遥亮、井伊直政役の板垣李光人は馬にまたがり、茶々役の北川 景子は花車に乗って、午後2時40分頃から登場。山田の『出陣じゃー！』を合図にスタートし、事前に申し込みに当選した沿道の7000人に手を振り、銃を構えた茶々役・北川の「ばーん」で大きな歓声が上がる場面もあった。
　
　行列参加後は、乙川河川敷のトークショーにも出演。山田が岡崎市の郷土料理の「鬼まんじゅう」を紹介したほか、杉野からは、三河弁について、『岡崎』のイントネーションが難しかった、などのコメントがあった。

　北川は、ドラマで茶々が初登場した時「ばーん」と言いながら火縄銃を撃つまねをするシーンがあったことにちなみ、行列に小道具の火縄銃を持って参加。観客に向けて火縄銃を構えたことに触れ、たくさんの方々の声援がうれしくて「ばーん」と何発も打ってしまったと笑顔を見せた。それに対し、板垣は後ろの歓声が大きくて何をやっているのか気になっていたと返すなど、会場を盛り上げていた。

　トークショーの最後は、市民有志による「えびすくい音頭」が披露され、フィナーレは三河花火で締めくくりとなった。