テレビ朝日系人気ドラマ『相棒season22』（毎週水曜　後9：00）の初回拡大スペシャル「無敵の人」が、きょう18日に放送された。冒頭にシリーズおなじみの美和子スペシャルが登場すると、すぐ話題となりX（旧ツイッター）でトレンド入りした。

　ドラマの冒頭、亀山薫（寺脇康文）の妻・美和子（鈴木砂羽）が料理教室に通って上達したという料理をふるまうために、杉下右京（水谷豊）と家庭料理「こてまり」の女将・小出茉梨（森口瑤子）、のほか、料理教室で知り合った女性・上原阿佐子（栗山千明）を家に招待。

　そこで出てきたシン・美和子スペシャルは、これまでのピンクやブルーの色合いをした謎の料理ではなく、まるでフレンチのようなおいしそうな見た目に。右京も「人間の可能性は底知れませんね」と絶賛していたが、一口食べると表情が一変。「実に個性的な味ですね」と評した。

　SNSでは、美和子スペシャルの進化（？）に最初は「美和子さん上手になってる！」との声が寄せられたが、「色味普通なのにやっぱりマズいのか」「見た目は普通、味が個性的になってしまった」「見た目完璧なのに…って事なのか（笑）」「どんな味なんだろう…」と話題となった。

　初回拡大スペシャルでは薫の妻・美和子が料理教室で知り合った女性・上原阿佐子（栗山）から捜索依頼を受ける。彼女の婚約者・牧村克実（市川知宏）が2週間前から音信不通となり、彼の行方を捜してほしいというのだ。しかし、フリーの記者だという彼の仕事先では、誰もが口裏を合わせたかのように「そんな人間は知らない」と返答し、捜査はさっそく壁にぶち当たってしまう。

　その頃、伊丹憲一（川原和久）たち捜査一課は、ひとりの男性が自宅マンションから転落死した事件の捜査に当たっていたが、被害者は“微笑みの楽園”という宗教団体の信奉者であることが判明。しかも、何者かに突き落とされた可能性が浮上して…。失踪と転落死――この2つの事件が不気味に重なっていき、特命係は危険すぎる潜入捜査へ。一瞬たりとも気を抜けない、スリリングなミステリーが展開していく。