現地時間11月4日にアゼルバイジャン・バクーで開催される『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』に出場する鈴木千裕が18日、都内のジムで公開練習を実施。フェザー級王者のヴガール・ケラモフのベルトに挑むタイトルマッチに向けて「殺気を引き出したい。過去最高のケラモフに勝ってチャンピオンになる」と意気込んだ。
鈴木は、6月の『RIZIN.43』で当時王者だったクレベル・コイケのベルトに挑戦するも、1ラウンド2分59秒で腕十字固めで敗北(クレベルの体重超過のため結果は「ノーコンテスト」)。そのわずか1ヶ月に『超RIZIN.2』でベラトール王者のパトリシオ・ピットブルと対戦し、1ラウンドに豪快な右フックで世界的強豪選手からKO勝利を奪った。
その勢いのままわずか半年で再びベルト挑戦にたどり着いた鈴木は、先月14日のアゼルバイジャンでの会見ではケラモフのベルトを奪い、写真撮影で乱闘になるなどバチバチの展開を繰り広げた。この日の練習でもケラモフの写真を貼ったサンドバッグに強烈なヒジ&キックを打ち込み、早くも臨戦態勢となっている。
これまでになく闘志むき出しの姿勢について、鈴木は「今回はケラモフの母国での試合だから、過去イチの最高のコンディションと怒りで向かってくると思うし、ケラモフの本気が見たい。ナメた感じで来られるのがムカつくので、万全に仕上げてきたケラモフを倒したい」と相手の100%を引き出した上で、自分が完全勝利すると宣言した。
ケラモフの前戦の朝倉未来との試合(7月の『超RIZIN.2』)については「朝倉選手が不意を突かれたというか、一歩で遅れたのかな。逆にケラモフのタックルに対応してたら朝倉選手の展開になっていたかもしれないけど、切れなかったからケラモフ選手が持っていた。朝倉選手が前に行かなかったのか、行けなかったのか、本人じゃないからわからないですけど、そこは彼に問題があったのでは」と振り返る。
それを踏まえて「僕は同じ人間じゃないので、違う考えを持ってここまで上がってきた。自分は練習でも前に出続けているし、常に100%の気持ちでパンチを打っている」とアグレッシブに戦うビジョンを明かし、フィニッシュは「KOが一番簡単ですよね。楽で早いし、15分も戦いたくないないじゃないですか」と笑顔で語った。
現在のRIZINでは、女子スーパーアトム級の伊澤星花を除き、ベルトを外国人選手が独占している(バンタム級:フアン・アーチュレッタ、フェザー級:ケラモフ、ライト級:ホベルト・サトシ・ソウザ)。この状況について「日本人の誇りを持っているので、ナメられたくないですよ」と悔しそうな表情を見せ、「自分はベラトール王者のパトリシオに勝ってますし、海外練習に行く人も多いけど日本でも十分に強くなれるんです。それを証明していきたい」と日の丸を背負ってアゼルバイジャンに乗り込む覚悟をにじませた。
■RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan 対戦カード
・フェザー級タイトルマッチ
ヴガール・ケラモフ vs. 鈴木千裕(日本)
・ライト級
トフィック・ムサエフ vs. 武田光司(日本)
・ライト級
ナリマン・アバソフ vs. アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア)
・フライ級
メイマン・マメドフ vs. ジャスティン・スコッギンス(アメリカ)
・ライト級
トゥラル・ラギモフ vs. キム・ギョンピョ(韓国)
※日本国内の放送・配信事業者によるPPVを予定
鈴木は、6月の『RIZIN.43』で当時王者だったクレベル・コイケのベルトに挑戦するも、1ラウンド2分59秒で腕十字固めで敗北(クレベルの体重超過のため結果は「ノーコンテスト」)。そのわずか1ヶ月に『超RIZIN.2』でベラトール王者のパトリシオ・ピットブルと対戦し、1ラウンドに豪快な右フックで世界的強豪選手からKO勝利を奪った。
その勢いのままわずか半年で再びベルト挑戦にたどり着いた鈴木は、先月14日のアゼルバイジャンでの会見ではケラモフのベルトを奪い、写真撮影で乱闘になるなどバチバチの展開を繰り広げた。この日の練習でもケラモフの写真を貼ったサンドバッグに強烈なヒジ&キックを打ち込み、早くも臨戦態勢となっている。
これまでになく闘志むき出しの姿勢について、鈴木は「今回はケラモフの母国での試合だから、過去イチの最高のコンディションと怒りで向かってくると思うし、ケラモフの本気が見たい。ナメた感じで来られるのがムカつくので、万全に仕上げてきたケラモフを倒したい」と相手の100%を引き出した上で、自分が完全勝利すると宣言した。
ケラモフの前戦の朝倉未来との試合(7月の『超RIZIN.2』)については「朝倉選手が不意を突かれたというか、一歩で遅れたのかな。逆にケラモフのタックルに対応してたら朝倉選手の展開になっていたかもしれないけど、切れなかったからケラモフ選手が持っていた。朝倉選手が前に行かなかったのか、行けなかったのか、本人じゃないからわからないですけど、そこは彼に問題があったのでは」と振り返る。
それを踏まえて「僕は同じ人間じゃないので、違う考えを持ってここまで上がってきた。自分は練習でも前に出続けているし、常に100%の気持ちでパンチを打っている」とアグレッシブに戦うビジョンを明かし、フィニッシュは「KOが一番簡単ですよね。楽で早いし、15分も戦いたくないないじゃないですか」と笑顔で語った。
現在のRIZINでは、女子スーパーアトム級の伊澤星花を除き、ベルトを外国人選手が独占している(バンタム級:フアン・アーチュレッタ、フェザー級:ケラモフ、ライト級:ホベルト・サトシ・ソウザ)。この状況について「日本人の誇りを持っているので、ナメられたくないですよ」と悔しそうな表情を見せ、「自分はベラトール王者のパトリシオに勝ってますし、海外練習に行く人も多いけど日本でも十分に強くなれるんです。それを証明していきたい」と日の丸を背負ってアゼルバイジャンに乗り込む覚悟をにじませた。
■RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan 対戦カード
・フェザー級タイトルマッチ
ヴガール・ケラモフ vs. 鈴木千裕(日本)
・ライト級
トフィック・ムサエフ vs. 武田光司(日本)
・ライト級
ナリマン・アバソフ vs. アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア)
・フライ級
メイマン・マメドフ vs. ジャスティン・スコッギンス(アメリカ)
・ライト級
トゥラル・ラギモフ vs. キム・ギョンピョ(韓国)
※日本国内の放送・配信事業者によるPPVを予定
2023/10/18