俳優の吉岡秀隆（53）がこのほど、“深堀家”のセットで行われた、日本テレビ系連続ドラマ『コタツがない家』（18日スタート、毎週水曜　後10：00）制作発表会見に出席した。80代の母と同居していることを明かし「しっかりしないとな」と思っていると語った。

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　同作は、会社社長兼カリスマウェディングプランナー・深堀万里江（小池）が、働く気がない漫画家の夫・悠作（吉岡秀隆）と公園で物思いにふけり、学校にも行かず「しつけぇな」と母親に悪態をつく進路迷走中の息子・順基（HiHi Jets・作間龍斗）と警察に保護され「家は、もうない」と、家も妻も失った偏屈な父・達男（小林薫）のダメ男3人を養う、笑って泣けるネオ・ホームコメディー。

　吉岡は、自身が演じる“ダメ夫”について「男って哀愁と言うか、女の人に食べさせてもらっている悲しみと、頑張れない切なさにロマンを感じるところがどこかにある」と赤裸々に告白。「僕、悠作が好き」と役への愛着を明かし、「この人（万里江）がいたらだめになっていくし、仕事に対する意欲が困難になるのはわかります」と共感した。

　一方、「万里江さんのような方がいたらですよ」と自身には当てはまらないと否定。「僕は80すぎの母がいるので、しっかりしないとなというのはあります」と気を引き締めつつ、「『こういうすてきな女性がいたら』という憧れみたいなものはあります」と本音をこぼした。

　さらに、“ダメ親父”を演じる小林も「男って50の実力でも『あの作品を作ったのは俺だから』『あいつとあいつ育てたのは俺だから』みたいに少し盛るじゃないですか。ギャップが埋められない人はいるんだろうなと思って達男をやっています」と役のリアリティーを説明。「『わかる、わかる』って共感する視聴者いるのかな」と共感を呼ぶ役柄であると伝えた。

　会見には、小池と作間も出席した。